好きな流れ方は四風連打のdaisen(@kiteretu1101)です。ギャグは常に流れます。
漫画といえば様々なジャンルがありますが、その中でも一際異彩を放つのが「麻雀漫画」。
言わずと知れたバクチですが、ゲームとしても面白いのが麻雀。
麻雀の漫画っていうといまだと咲とかアカギが有名ですが、それ意外にも初心者にも楽しめて、なおかつ熱い闘牌、素晴らしいストーリー、たまにギャグ、といった名作が沢山あります。
今回は社会人になっても麻雀がやめられない雀ゴロサラリーマン、ジャラリーマン(勝手に命名)がオススメする麻雀漫画をご紹介したいとおもいます。
初心者はもちろん麻雀大好きな天鳳勢やマンション麻雀で勝ち組な上級者も楽しめる漫画です。
ちなみに今回はアカギや咲といったメジャー過ぎる漫画はあえて外しています。他の人がすでに紹介してるからね。仕方ないね。


おすすめですが自分の独断と偏見で選んでますので御無礼を。面白い麻雀漫画があったら教えて下さい。
打姫オバカミーコ/著:片山まさゆき
打姫と書いて「うたひめ」と読む。
麻雀漫画の伝道師、片山まさゆき、通称ハ…片チンの代表作。
片チン先生の作品だと「ノーマーク爆牌党」や「満潮!自摸クラテス」など麻雀界隈では知らない人は居ない傑作ぞろい。
その中でも初心者、ひいては上級者にも一番最初におすすめしたい麻雀漫画です。
主人公と共に麻雀が強くなる麻雀の教科書
この本のポイントは読むたびに麻雀の基礎が身につくこと。麻雀漫画のスピードラーニングです。
というのもこの漫画の主人公丘葉 未唯子(おかば みいこ)はビジュアルだけで女流プロ雀士になったという経歴、つまり麻雀はまったくのド素人。
そこに師匠であり元最強プロ雀士の波溜 晴(なみだめ はる)のレクチャーにより、女流プロとして成長していく、というのがストーリーです。
主人公がド素人なので、初めは麻雀で勝つための基礎的な知識が漫画の中で上手いこと組み込まれています。
なのでストーリーを呼んでいく内に、主人公と共に強くなっていく…という一石二鳥な漫画。
作者本人が「麻雀の参考書を作ったるで!」というキッカケで出来た作品。
麻雀漫画にありがちなとんでも闘牌(ドラが寄ってきたり、嶺上開花で上がったり、ぬるりと来たり)はなく、リアルな闘牌が描かれているのもポイント。
女流プロの世界なので、個性的な女性キャラクターも沢山登場します。美少女麻雀系の元祖と言っても過言であありません!(多分)
もちろん男性キャラクターも癖が強いのばっかりで、さすが元々ギャグ漫画を書いていただけあって、ギャグのシーンも上手いこと入れてきます。
咲やアカギを見て麻雀って面白そう!と思った人はまずこの漫画を読んで下さい。
麻雀が強くなるだけでなく、麻雀の楽しさ、面白さ、プロの闘牌がこの一冊で楽しめます。
麻雀の入門書として、そして麻雀漫画としても傑作な漫画です。
「ミーコ 麻雀には勝つより大事なことがある。決勝戦など大事な場所に出られた時その席に座れることに感謝をすること。どんな対局でも対戦相手に敬意を払うこと。牌を大切にあつかうこと。麻雀を思い切り楽しむこと」
他作品もオススメ!kindleでも買えるので是非!


むこうぶち~高レート裏麻雀列伝~/著:天獅子悦也
麻雀漫画といえば?という質問で必ず挙がる漫画…だとおもいます。
この漫画を読んで雀荘で「御無礼」と言いたくなる人、絶対にいるとおもいます。
なんといってもこの漫画の魅力は主人公、鬼の人と書いて傀(カイ)と呼ばれる神出鬼没、正体不明の雀ゴロ(麻雀だけで生活する人)の存在感。
相手を負かした時の決め台詞?の「御無礼」
は傀だからこそいえる台詞です(雀荘で言ったら確実に嫌われます)
例えて言うなら麻雀界のアーカード・究極生命体カーズ・黄金バット、と言っても過言ではない(チョイスが…)。
40巻以上出てますが、今まで一度も負けたことがありません。
人間相手はもちろん、幽霊と戦って完封するという人外っぷり。
主人公っていうよりほぼラスボスですね。(そんなオカルトありえません!)
敗者のストーリー~人鬼に魅入られ、すべてを失う人々~
麻雀漫画っていうと主人公が土壇場のところで逆転勝利!というのが大筋ですが、この漫画の魅力は主人公に敗れた人々にフォーカスしているところ。
麻雀で人鬼に出会い、敗北し、あるものはすべてを失い、またあるものは大切な何かに気づき、またあるものは鬼の魔力に魅入られ、挑み続ける…という「敗者のストーリー」であります。これがまた画期的。
ストーリーはオムニバス形式で、流れは単純。
- 麻雀してる
- 傀が入る
- 負ける
というシンプルさ。(もちろんそれだけじゃないけどね)
麻雀のプロだろうが、裏社会の代打ちだろうが、イカサマしようが、異能の力を駆使しても、絶対に傀に負ける。
単純ですが、だからこそ負けた人々から出てくる人間味がうまく描写しているんですよね。
巻が進むに連れて、傀に敗れ、魅了された人々が増えていって、傀のファンクラブがデキるくらいです。YKS(やっぱり傀くんはすごい!)
人鬼以外にも傀に負けたキャラクターも癖が強く、主人公が人外なだけに、妙な人間味さが出て面白いです。
闘牌などはある程度ルールがわかってるとより楽しめます。
強敵がバッタバッタと鬼に喰われる様は爽快。さあみなさんもご一緒に、
ちなみにVシネマも絶賛発売中です。これもまた実写ならではの面白さがあります。こちらもどうぞ。
![むこうぶち [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51563ZfdJcL._SL160_.jpg)
根こそぎフランケン/著:押川雲太朗
力技のフランケンが師と仰ぐのは雀ゴロ竹ちゃん。
昔はいい腕だったが今は借金から逃れて流れ雀ゴロ暮らし。
怪力フランケンと雀ゴロ竹井の珍道中!!
全8巻。kindleでも発売中。
僕が一番好きな麻雀漫画家「押川雲太朗」先生の傑作。というか押川センセの作品全部紹介したいくらいだけど、今回は特に思い入れのある作品からチョイス。
(ちなもに自分が贔屓してる雀荘のオーナーさんが押川先生の直筆サイン入り色紙をもってるとのこと。羨ましい~)
麻雀の神に愛され、牌を握れば満貫ハネ満はもちろんのこと、役満も簡単に揃えてしまうほどのチート級強運を持つ怪物「フランケン」。
そして雀ゴロ界でコンピューターの異名を持ち、多くの雀士に恐れられた雀ゴロ「竹井」。物語はこの二人を通じて展開していきます。
三部構成になっており、一部は一話完結のギャグテイスト、二部はフランケン&竹井コンビでかつての的に挑むストーリー、そして三部はフランケン対竹井の勝負となっています。
それぞれが上手いことキャラの特性を引き出していて、フランケンのバカみたいな強運を要所要所で面白く扱っています。これがまた上手い!
ストーリーも全8巻、三部構成なので、とても読みやすく、麻雀がわからない初心者でもフランケンのツモの前では楽しめること間違い無し。ストーリーや構成も麻雀漫画の中では一位二位を争うのでは無いでしょうか?
麻雀の神と超一流~神から見た本当の人間味~
この漫画の面白いところは登場キャラ全員がものすごく人間味が「濃い」キャラばっかり。
バカヅキで勝ちまくるけど正真正銘のアホな子「フランケン」を筆頭に、
昼行灯だけどやるときは徹底的にやるソフトツンデレ「竹井」
天上天下唯我独尊!俺より強いやつをぶちのめす!何でもありの爆弾野郎「ワニ蔵」
竹井をギャフンと言わせるためならなんでもする豆腐メンタル最強雀士「田村」
妖怪じみた洞察力と行動力、フランケンよりも化物じみた策士「江藤」
などなど…紹介するとすごい分量になりそうなほど登場キャラが濃いんです。
こうしたキャラの濃さを際だたせるのが主人公のフランケンです。
とにかく麻雀の神に愛されたかのような強運。ほぼチート。
それに対し竹井やワニ蔵、田村といった雀士は超一流ばっかりなんですが、それでもタダの人です。
特にストーリーが進むに連れてコンピューター(竹井)と麻雀の神(フランケン)との立ち位置が変わってきて、最後は竹井VSフランケンという構図。
神に愛されたチート並の怪物に対し、人間である竹井はどう立ち向かうのか?というところがワクワクします。
90年台の麻雀漫画の傑作、麻雀がわからなくても絶対楽しめますよ!
スピンオフも傑作揃い!
作者の思い入れが強いのか…スピンオフも出ています。
一つは物語の後を書いた作品。雀ゴロおじさんとJKがマンションで大人たちとゲームで楽しむという健全な麻雀漫画です。

もう一つはわに蔵を主人公にしたドタバタギャグ。後半は熱いです。

あと押川雲太朗先生の作品は全作品kindleで販売しています。kindleやiPadを持ってる方は是非!
マジャン 〜 畏村奇聞〜/著:カミムラ晋作
全11巻(完結)。マンガ図書館zで無料で読めます。
村…祭り…転校生…奇怪…ウッ首筋がかゆ・・・うま…
ひぐらしがどこかで見たことがあるような、パット見そんなデジャヴを感じますが、これは自信を持ってオススメできる麻雀漫画です。
やっぱりかな、ひぐらしを書いた竜騎士07の方も大絶賛です。
(麻雀ブログで有名な近代麻雀生活でも全ツで取り上げられてるから間違いない!はず。)
一言で書くと
「ムラに越して来た中学生が祭りに巻き込まれながらもムラの運命を変えるため麻雀で強敵に立ち向かう」
という話。どっかで見たような…
まとめるとこんだけなんですが、だからこそ熱い展開が面白さを増大させます。
ストレートに王道漫画的構成、そして熱い闘牌描写、謎に満ちたムラの祭りと正体不明のルール…漫画として面白い部分をうまくひっくるめた良作です。
正直最初自分もなんか胡散臭いなぁ~と思って試し読みしたら、グイグイストーリーにのめり込んじゃって、全巻読破してしまいました。
王道展開・謎が謎を呼ぶミステリ・熱い闘牌
ストーリーは本当に単純で、
主人公がムラにやってきて麻雀が強いからいろんな奴と戦う
↓
より強い奴と戦い、ムラの祭り(トーナメント的なもの)に参加
↓
トーナメントで黒幕に決着をつける。
超大雑把に書くとこんなストーリー。この流れ、すばらしいほどに少年漫画してるじゃあないですか!
そしてミステリーとして、ムラで行われる祭りとは?冒頭にでてくる謎の少女の正体は?黒幕の陰謀とは?
といったこれまたミステリとして王道な展開。わかっちゃあいるけど引き込まれる。悔しい!
閉鎖されたムラ、祭り、という世界観がキレイにミステリアスな雰囲気を醸し出しています。
じゃあ肝心の麻雀は?というと。
これまた面白い。
というのもこの漫画の麻雀はすべて特別なルールで麻雀が行われます。
この特別なルールの下で行われる、というのが作品の肝でもあります。
ムラに伝わる独特なルールがここでのマジョリティであり、東京からきたよそ者の主人公は当然、そんな特別なルールは知る由もありません。
普通とは違う、そんなルールに翻弄されながらも、持ち前の洞察力や観察力を駆使し、立ち向かっていく、というのが熱い。
全く特殊ルールを知らない主人公=読者という目線で読めるで、村全体の謎を解き明かすだけでなく、毎回どのようなルールで行われれいるのかを推理するというある意味読者参加型のゲームでもあるわけです。
特殊ルールも「ムラの掟だから…」で説明がつくので、これは旨いなぁと膝を叩きました。
王道だからこそ麻雀初心者でも楽しめる、普通の漫画としてもオススメできる作品です。
裏レート麻雀闘牌録 凍牌/著:志名坂 高次
現在シリーズ通して24巻出てます。絶賛連載中。
高校生が幼い女の子のために大人の人たちと一生懸命麻雀をやるハートフル(ボッコ)ストーリー。
まぁあらすじで大方ネタはバレてるんですけどね…
この作品を一言でいうなら麻雀版の「ヤミ金ウシジマくん」。
とにかく全編通してシリアス、重い空気、ハッピーエンドとは程遠いストーリーです。
なんていったらいいんだろう、ウシジマくんを読んだ後、言葉に出来ないやるせない気持ちになるじゃあないですか、まさにそんな気分になります。
麻雀漫画には付き物の「ヤクザ」「高レート」「裏社会」。これがコンクリートミキサーにかき回され、緊張感漂うストーリーの出来上がり。雀荘で飲むコーヒーは苦い。
何かを得るには何かを失う~裏社会のシリアスさを描く~
この漫画に出てくる人々は裏社会に生きる人びと…当然カタギには想像を絶する人生を歩んでいます。
というかもう明るい、という単語はご法度のような気がする。
主人公は裏社会の代打ちとして活躍しますが、裏社会は甘くはありません。
代打ち候補になるために足の小指を切り落とされ、大事な勝負を続けるために切腹し、ライバルは対抗勢力の奴らに両指と両目を潰され(後に復活)、勝負のために首を吊る…
主人公?と思うほど悲惨な目にあってますが、その妙なリアルさが物語の味を出しています。
もともとなんで代打ちになったか、といえばたまたまお店に入った雀荘が裏の麻雀で、人身売買をしていたオーナーと麻雀に勝利して買い取った少女のため、というもの。
主人公高校生ですよ…ウシジマくんも笑顔になる温かいエピソードですね(白目
この作品のヒロインもまたものすごい。
主人公に好意を寄せていたヒロインは危険なこと(代打ち)から足を洗ってもらうために同級生にたのんで賭け麻雀をする。当然主人公が圧勝。絶縁状態に。
…とおもったら賭け麻雀を提案した同級生がヤクザとの賭け麻雀で一文無しに、人質として上半身を脱がされ(主人公の前で!)ナイフで手のひらを刺されたりなどひどい目に合う…
だけでなく主人公に巻き込まれ、点数を失うと死、という麻雀のメンバーに選ばれ、身代わりとして主人公が首を吊るハメに…
それだけでなく、主人公に立ち向かうために負ける=死、という麻雀大会に出る…あれ?どんどんヤンデレしてるような…
これ以上書くと本人のメンタルが凍りそうなので止めておきます。
なんかバイオレンスな漫画だなぁ、という印象ですが、これぞ裏社会の麻雀!という雰囲気が最高です。狂気の沙汰ほど面白い…と言われますが、まさにカタギには理解できない狂気さが描かれています。
熱い闘牌…ならぬ凍牌、そして裏社会の狂気、ウシジマくんが好きな人は是非オススメします。
鉄鳴きの麒麟児 /著:塚脇永久
シリーズ全8巻。近代麻雀にて好評連載中。
近代麻雀にて絶賛闘牌中の人気マンガ、それが鉄鳴きの麒麟児。
鉄鳴き…鉄板で鳴く牌。何が何でも鳴くという意味。
麒麟児…将来大成すると期待がもてる、すぐれた若者。歌ってる方ではない。
あらすじ見てもお分かりのように、主人公はネト麻廃人で妻と子供に逃げられる、というなんともなクズっぷり。
しかも元妻のためにこれまた麻雀でしのいでいくという社会のダメっぷり。
だからこそ熱い。
ダメダメな主人公ですが、麻雀に対する熱は人のそれとは尋常ではありません。そんなダメ男が麻雀で本気で食っていこう!というお話です。
某掲示板風に書くと「ネトマ高段者がフリー麻雀で娘を育ててみた結果wwwww」って感じでしょうか?
徹底したリアルな闘牌。だからこそ面白い。
題材がネトマ…ネットの麻雀、というだけあって、(あと協力者が元ネトマ高段者)闘牌がものすごくリアル。
一般的な麻雀漫画のイメージってやれ役満、やれ嶺上開花というフィクションな和了がつきものですが、この漫画は徹底してリアルです。
1000・2000の2枚オールだけでも
ツモッ!
1000・2000の2枚オールッ!!!
ッて感じでババっと画面めいっぱいに表現します。(たった3翻だけですよ)。
舞台が「フリー麻雀」というだけあって、上に書いた競技麻雀の世界や、裏社会の人々といった世界は出てきません。あくまで遊び場であるフリー麻雀が舞台ってのがポイントです。
フリー麻雀ってどういうところ?という人はこちらから(多分この記事読んでて知らない人あんまり居ないと思うなぁ…)
雀ゴロとして食べていくために、最強が集まる歌舞伎町で最強になる!というのもまたリアルさが際立ってます。
麻雀で食うならメンバー(雀荘のバイト)でもいいんじゃないの?ッて思う当たり、自分は浪漫のかけらもありませんね…
そんな社会的にも父親としてもクズだけど、ダメおやじが麻雀という唯一稼げる腕一本で娘を養う!という試み。
普通じゃない!
でもそんなバカみたいな熱さっていうのがハマってしまうんですよね。
そんなリアルな熱さと演出が面白さを際だたせるのがこの作品。
麻雀初心者にももちろん、麻雀を打ち慣れた若い人にもオススメです。
ムダヅモ無き改革/著:大和田秀樹
お ま た せ
頭スッカラカンにして麻雀を楽しめるのはこの漫画だと自負します。
ムチャクチャでメチャメチャ熱い闘牌が見られるのは大和田先生だけ!
麻雀に政治を積み込みし、燕返ししたかのような意味不明なストーリー。正直あってないようなもんなんですが…
この人の書く漫画は何かしら「熱い」何かを持ってまして、そりゃあギャグもパロディも闘牌も遺憾なくその「熱さ」が気持ち悪いほどに出ています。
麻雀を知らない人でも頭を空っぽにして楽しめることが出来ます。牌にルールは要らない。あるのは熱い闘志だけだ!(意味不明)
作者の地味なインテリが醸しだされる作品
麻雀漫画、ひいては漫画誌においても結構な衝撃を与えた一作です。
麻雀牌の表面を削って白牌に作り変えるという豪盲牌(ゴウモウパイ)を筆頭に、無駄にカッコイイ必殺技(役満)、麻雀漫画と言いながらほとんど麻雀してない熱いバトル描写。
作者のムダに高い(褒め言葉)画力も相まって見開きの国士無双(ライジングサン)は見てるだけでワクワクします。
麻雀漫画…普通の漫画においても類を見ない、見開き26ページも使った必殺技のシーンは感動的です。感動したっ!
…ッて感じで何でもありのとりあえず麻雀で全部解決しような?という漫画なんですが、以外に面白いなぁと思ったのが登場人物達が全員世界史に出てくる人たちってところ。
政治x麻雀なんですから、最初は日本の政治家だったり、海外の大統領が出てくるんですけど、後半になってきてから昔の権力者や大統領などが出てきて、ドリフターズ宜しく、最強偉人麻雀選手権になってきます。(それでも面白いんだけどね)
必殺技も試行を凝らして、テスラコイルを使ったり、バクテリアを使ったりなど、とんでも科学が出てきたりします。
それを全部麻雀でひっくるめるという作者のゴリ押し…ならぬ全ツッパさがこの漫画の面白いところですが…さすが作者。東工大に入ってるだけあってインテリさが醸し出てます。
必殺技(麻雀漫画なのにこの単語)やバトル描写はもちろんのこと、こうしたバックグラウンドにも力を入れているからこそ、漫画の味が引き出されて…
ってこれなんの漫画だったっけ?あ、そうか、麻雀漫画でした。
そんな作品だよ!読めよ!面白いよ!(投げやり)
麻雀漫画も面白い!初心者も是非読んで欲しい
というわけで初心者でもオススメな麻雀漫画でした。
上にも書きましたが、アカギや咲といったメジャー過ぎるものはあえて外してます。
といっても麻雀漫画の中ではメジャーなものも沢山ありますが…
上に挙げたもの意外にも面白い麻雀漫画は沢山あります。
麻雀に興味がない人でも、逆に麻雀大好き!って人も、ぜひ手にとってみて熱い闘牌、ストーリーを楽しんで見て下さい。
それではみなさんいい夢を(締めの言葉