意識他界系サラリーマンのdaisen(@kiteretu1101)です。そろそろ終活を初めたい。
学生の皆さんは就職活動…”就活”という一大?イベントが待ち構えていると思います。
就活を初めた人も、まだ就活を初めてない人も、そもそも就活ってなにそれおいしいの?って人、いるでしょう。
今自分はそんな就活をなんとかくぐり抜けてまぁまぁな中小企業で営業見習いとして働いています。麻雀が本業だ!なんて言ってるサラリーマンですが、こうみえても一応は就活を経験してきたわけです。
というわけで今回は自分が就活シーズンで役にたった、ためになった、という本やサービスをご紹介したいと思います。
あ、先に書いておきますが今回は「自己分析が役に立つ!企業分析が!SPI攻略!OB訪問のコツ!」
みたいな意識高い本・就活のノウハウ本はほとんど紹介しておりませんのであしからず。
そういうのはキャリアセンターに行くか部活やサークルの意識高い先輩にたかると教えてくれるのでオススメです。
ネットで紹介されているいわゆる「就活に役に立つ本」とはちょっと違うテイストでお送り致します。
就活ってそもそもなんなのさ!面接何回も受けたけど内定とれないうつだ死のう。就活セずにオレはフリーランスを目指すぜ!
といった人に是非オススメしたいと思います。それではどうぞ。
内定欲しけりゃこれを1000回読め!凡人内定戦略シリーズ

コネ無し学歴無しPR要素なし、顔もよくなきゃパッともしない。
そんな「凡人」な著者がどうやって複数の内定を獲得したのか、というノウハウ本。
自分が就活の時に一番お世話になった就活本です。とりあえず世の就活生はこのシリーズを1000回読みなさい!
就活本を書いてる人っていかにも意識高くてイケイケなイメージが多いですが、この本はまるで大学のパッとしないオタクっぽい先輩が就活について語っているかのような文体。
いわゆる某巨大掲示板(2ch)のような痛いノリや下ネタ、毒舌、なんでもありな語り口。著者のキャラがぶっこまれてます。ここまで笑える就活本は初めてです。
就活本といえば「絶対内定」シリーズだ!という人がいますが、自分は断然「凡人内定」シリーズをオススメします。「絶対内定」は意識が高い人でないと死にます。(実際読んですぐに諦めました)
自分の強みなんてない!面接やESで何をかけばいいのかさっぱりわからない!自己PRなんて無理!
そんな自分に自信を持てない「凡人」のための凡人による凡人にターゲットを絞った就活本です。どうしても内定が欲しいという凡人はこの本を1000回読んで下さい!
著者の無能光【むのひかる】さんもブログをやっているのでどうぞ。
講演会もやっているので公式?ブログから是非チェックしてみて下さい。
就活で疲れたら漫画でリフレッシュ
あと就活とは全然関係ないんですが、
上で紹介した無能光さんのお兄様がマンガの原作を書いています。
その名も「賭けグルイ」
美少女達がギャンブルであんなことこんなことをする、というまったく就活とは関係ない漫画です。
就活に疲れだら是非どうぞ。カイジや嘘喰いが好きな人にはオススメ。
これぞ”最強”の自己分析~ストレングスファインダー

そんじょそこらの自己分析本よりも1000倍役に立つ自己分析書。
過去の自分をノートで振り返る時間があるならストレングスファインダーのテストを受けたほうがいい。
ストレングスファインダーとは34ある素質の中から自分が持つ5つの強みをテストする、というものです。
この5つの強みが占いよりもあたっているんですよ。
ちなみに自分の分析結果はこんな感じ↓

なんのこっちゃ?という人はコチラから→【就活・転職】自己分析の方法はこれで決まり!30分で長所がわかる「ストレングスファインダー」とは?
ポイントは「自分の才能…強みを知れること」。あなたの強みは何ですか?という質問は就活では100%、絶対に聞かれます。そんなに強みを聞いてどうするのってくらい。
強みの解説を見たら「あ~あたってる」ってうなずくこともあれば「自分ってこんな才能があったんっだ!」と驚くことも。
自分はこんな強みがあるんだ!というのがわかるだけでも実際に自分の強みを聞かれたときの説得力が違います。
実はテストを受けたのは社会人になってからでしたが、改めて就活始める前にやっておくべきだったと後悔しています。
ストレングスファインダーは自己PR対策・自己分析においては最強のツールです。就活の前、後でも是非テストを受けてみて下さい。
就活が「初めて」の人に捧ぐ~内定童貞~

就活生はみんな「初めて」なんだから。ここ(面接)ははじめてか?力抜けよ?
著者がネットで有名な中川淳一郎氏。切れ味のある語り口調が特徴な凄い人が書いた就活とは?という本です。
内容を一言で言うと「就活ってのはそんなもんだよ」ってこと。
就活なんて肩の力ぬいて、自然体で良いんだよ、面接官だって人間だしさ、みたいな語り口で話が進みます。
就活が怖い、なんか大変そう、俺が内定なんて取れるのか?といろんな悩みを持つ方にオススメしたい。
あの博報堂(電通とならぶ広告代理店のすごいところ)を受ける話やそこを辞めた話、辞めてからどうやって今の職についたのか、などなど。
筆者の「初めての体験」を赤裸々にかかれています。就活だけでなくその後の仕事とは?もとても参考になります。
どうせみんな就活は「初めて」なんですから、「経験」することが大事!
40年間企業で働いてきた答え~働く、なぜ~

なぜ働くのか?働く理由はなに?
多くの企業にお祈りされ哲学の境地に陥ったニーチェ系就活系にオススメ。
「なぜ働くのだろう」という根本的な疑問に対してしっかりと答えてくれるビジネス書です。
・・・といいたいのですが、なんで読んで欲しいかというと、筆者が新日鉄(知ってるよね?)で人事として40年勤めた方なんですね。
いわゆる「昭和的で大企業に長年勤めた人」の仕事の考え方がこの本でわかります。(言い方は悪いですが…
何故働くのか、という点をしっかりと解説して頂いています。特に本の中に出てくる「仕事の窓」という考え方は平成でも充分通用する考え方です。
これぞホリエモン流現代の働き方~99%の会社はいらない~

99%の会社はいらないんだよ、とおっしゃるのはあの「ホリエモン」こと堀江貴文。
上で紹介した「働く、なぜ?」が「昭和的価値観」ならこっちはバリバリの「現代的価値観」な本。
片方は40年会社で勤めてきた人の本、かたや会社なんていらないよ、とおっしゃるひとの本。
まったく真逆の価値観で書かれています。こっちも「働く」を考えるにあたって凄くオススメしたい本です。
出来ればセットで読むのがオススメ。面接で「なぜわが社で働きたいのか」という鉄板の質問に軽々と答えられると思います。
情報は鵜呑みにするな、という先輩の教えが見事に当てはまります。さて、アナタの考えは?
就活を始める前に読んでほしい~就活のバカヤロー~

なにがお祈りだコノヤローわけわかんねぇ質問ばっかりしやがってよー就活のバカヤロー!!
そんなあなたにオススメしたいのがこの本。簡単に内容をまとめると就活とは、を説明している本です。
出版が2008年とまぁまぁ古いですが、日本の就活業界とはどのような構造になっているのか、がこの一冊で理解できます。
学生・企業・大学とそれぞれの立場から取材し、就活とはなんぞや?を扱っているので、就活を俯瞰するにはいいですね。
就活を始める前に「なんだ、就活ってそんなもんなのね。」と余裕をもって取り組めます。もちろん鵜呑みにはしないように。
案外皆さんが思っているほど就活ってのは「茶番劇」なのかもしれません。
就活中には読むな危険!就活生の心理描写がスゴイ~何者~

最近実写映画化で話題になった朝井リョウの就活小説。
就活を通じて”現代”の若者はどんな気持ちで、どんな考えてやっているのかが丸わかりになるのがこの本です。
就活ってどんな感じなの?という人はまずこの本を読んでみてください。ラストの展開もあってきっといい意味で就活を冷静な目で見れると思います。
自分も新卒一年目で読みましたが、就活のころの「痛かった」自分が思い出されてうわぁ~ってな気分になりました。うん。精神衛生上よくないですね、この本は。
(じゃあなんで就活オススメ本に入れるんだって話だよ)。
就活中に読むとメンタルはやられますが、逆に自分の就活を冷静に見返すキッカケにもなると思います。それほどこの本の破壊力はスゴイ。
流石朝井リョウといったところでしょうか。くれぐれも就活中に読むときは愚痴を聞いてくれる人と喋れる環境を。
あ~就活は楽しいなぁ!<遠い目
内定がほしいならこのマンガを読め!~銀のアンカー~

ぶっちゃけドラゴン桜の就活版といったところ。
就活を控える学生がプロのヘッドハンティングと共に内定を勝ち取っていく、というストーリー。
コレも就活とは何をやるのか?何が大事なのかが漫画なのでわかりやすく書いているのがポイント。
エピソードに出てくるアドバイスはどれもインパクトが強いが、実際の就活でも役立つ要素が盛りだくさん。漫画どおりにはいかないとは思うけど(実際出来たらたいしたもんですよ)、
方向性を決めるにあたっては凄く参考になるかも。
このマンガがいいたいことを一言でまとめると
「自分の頭で考えて!動け!」
ってことです。おっしゃるとおりです。
マンガも全8巻、よくキャリアセンターやキャリサポみたいなところに絶対置いてますので暇な時に読んでみてください。
(じぶんはセコい性格なのでキャリサポでしょっちゅうこの漫画をよんでました。)
中小企業ってなに?というあなたへ~小さな会社で僕は育つ~

就活生の中には「何がなんでも大企業!」という人、いるんじゃあないでしょうか。
日本の企業って大企業は1%ほどなんですよね。日本のほとんどは中小企業なんですよ。
就活でも中小企業を目指す人、しょうがなく中小企業に行く人、様々だと思います。
中小企業で働くって?中小企業ってどんなところ?中小企業は楽しい?ブラック?
そんな疑問に答えてくれるのがこの本です。
中小企業で働くとは、以外にも実際に中小企業に入ってどうやって働くのか?も懇切丁寧に書いています。
大企業ばっかり受けて消耗してる人は是非読んでみて下さい。自分も中小企業で働いてますが、案外中小企業も悪くないですよ。
入社前でも面接対策にはもってこい~入社一年目の教科書~

未だに新入社員に読ませたい本ランキングで上位に君臨してる本。
はい、自分も新入社員の時に読んでました。ベストセラーの理由がわかりました。
なぜ就活生に進めたいかというと新入社員として上司にウケル考え方がわかるから。
へんな言い方かもしれませんが、新入社員でとしての働き方はこの本がすべて語り尽くしています。
社会人一年目はこういうことを求められるんだな~ってのがわかってると、面接のときでも「自分はこう働きたいです」という質問に具体的に答えられるかも。
面接の時にこの本を読んで、その会社で働いてる自分を想像するのが面接のコツ…と先輩からのアドバイスです。
1000円でコーラを売る方法(マンガ版)

マーケティングについて書かれたビジネス書のマンガ版。タイトルどおりどうやってコーラを1000円で売るかがポイント。
コレを読んだから就活で内定が取れるってわけではありませんが、マーケティングや営業に興味がある人は是非読んでもらいたい。
ブルーオーシャン、プロダクトアウト、キャズム理論などなど(←よくわかってない
マーケティングの世界では必ず聞くであろう単語などがストーリーを追ってわかりやすく勉強出来ます。
ストーリーも結構王道展開で非常に読みやすく勉強できるのがポイント。
面接でドヤ顔で「御社の3Cを教えていただけないでしょうか(ドヤァ!」っていいたい人はどうぞ。
内定が出るかどうかは別にして、ですが。
就活生にはマンガで読めるビジネス書をオススメしたい
今回は一冊紹介しましたが、個人的にはもっとマンガで読めるビジネス書をオススメしたいです。
文章だけでなくマンガで大体の書いてる内容が理解できるので活字が苦手な就活生にもサラッと読めますよ。
コチラの記事でまとめてますので合わせてどうぞ
→社会人必見!だれでも簡単に読めるオススメ「ビジネス書マンガ」7選
新卒で働くとは?新卒で辞めるとは?~23歳ゆとり、1年半で会社を辞めました~

就活なのにサラリーマンやめた人の本薦めるってどうなのよ?いいのいいの、気にしない。
新卒で大手企業に就職するも1年半で退職。現在はライターとして生計をたてている「けいろー」氏の本。
なんでオススメするかというと新卒で入社したらどんな仕事をするのかがなんとなくわかるのと、新卒で入った会社を辞めたらどうなるのかがわかるから。
新卒は3年以内でやめるのは云々って話あるじゃないですか。そんなうわさにびくびくしてる人には是非就活中に読んでもらいたい。
就活以前に「働く」ことそのものについて悩んでる人は何かの助けになるかも。
筆者も20代と就活生と距離も近いし、意識高い系のようなバリバリの人ではなく、本とマンガとアニメをこよなく愛するオタクです。
休日は日比谷公園で日向ぼっこしてるらしいです。
最後に~就活を迎える・就活中の学生に送るアドバイス~
というわけで就活でおそらく役にたつであろうオススメの本の紹介でした。
最後に就活を終えて社畜として頑張っている私からアドバイス
「就活とは”アナタが誰なのか”を伝えろ」
です。ぶっちゃけ新卒なんざ何がデキるか、よりも”お前は誰なんだ?”というのが重要です。
何ができるかよりも”あなたはどんな人間なのか”が知りたいんです。つまりは「人間性」です。
よく「自分はリーダーやってました~」なんて語る人いるんですけどね、そんなのはぶっちゃけどうでもいいんです。
それよりも「リーダーをやってアナタはどう変わったのか、何を感じたのか」が知りたいんです。
上で紹介した本もノウハウってよりも考え方として参考になった本ばかりです。
ノウハウも大事だけどね、それよりも「アナタは誰?」ということをしっかりと考えてみて下さい。自ずと自分の就きたい仕事もわかるはずです。
コチラも読まれてます
頑張っているのに結果が出ない人は”結果を出すことに執着してるから”です
イマドキの新入社員のほとんどは残業せずに定時で帰りたいのが本音です!
新入社員がすぐ会社を辞めるのはあたりまえ?若者が3年以内で退職する理由とは?
それでは皆さんいい夢を(締めの言葉