サラリーマンになってからめっきり成績がおちたdaisen(@kiteretu1101)です
成績といっても麻雀なんですけどね。不良サラリーマンやってます。
大学時代、麻雀を先輩に教えてもらってはや数年。今や休日は(仕事終わりは)必ずと言っていいほど雀荘に通うほどの麻雀好きです。
世のデキるサラリーマンは休日はジムで体を動かしたり勉強したり人にあったりして充実した休日を送る中、自分は牌を触りながら日夜遊んでます。
会社の人にも「自分、雀荘に通うのが趣味です」というと結構な割合でおどろかれます。
そして多くの人が雀荘に対するイメージが悪いんですね。怖い人がいそうだとか、そんな印象を持たれることが多いです。おっちゃんの上司ならまだいいんですけど、女性社員のウケ正直あんまり良くありません。
最近は咲などの麻雀アニメで若い人(オタク?)にも認知される様になりましたが、未だに雀荘に対するいろんな憶測が漂っているのも事実。(実際はあんな女子高生がいたら怖くてたまりません)
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実際ダークなイメージがあるのはフィクションの世界です(でも東京の歌舞伎町とかはどうだろう…?)
というわけで今回は雀荘についてあれこれ語ろうとおもいます。
ネット麻雀で結構な成績を出せたので雀荘に行ってみたいけど…という方や、そもそも雀荘ってどんなところ?危なくないの?という麻雀を知らない人にも知ってほしいです。
みんなも雀荘にいこう!
雀荘=フリー麻雀が主流~知らない人と麻雀を打つ~
そもそも雀荘というのは主に二種類のシステムで運営されています。
「セット」…4人以上で集まってお店の麻雀卓を借りて遊ぶシステム
「フリー」…知らない人同士で4人が集まって遊ぶシステム
よく漫画とかのイメージだとサラリーマンが4人で集まって夜な夜な卓を囲んで徹夜麻雀、っていう風景が浮かびます。
これは「セット」といってお店の麻雀卓を借りて遊ぶ、というシステム。代替600円/1時間が相場です。
お店だとカラオケみたいにフリードリンクがついてたり、お得なシステムがあるので、仲間内で雀荘にいく、というのはこの「セット」というシステムが使われています。
じゃあ一人で麻雀がしたいときはどうするのか?
そんな時に使われるのが「フリー」というシステムです。
簡単に説明すると、知らない人が4人集まって、そのお店の麻雀卓で遊ぶ、という形になっています。
お店に入ると店員さん(メンバーさんと言われます)が案内してセッティングしてくれます。
4人集まらない時はメンバーさんが同卓して麻雀が行われます。
雀荘では主にこの「フリー」のシステムで経営している所がほとんどです。
パチンコや競馬みたいに一人では麻雀は出来ないので、雀荘という場所を使って人を集めて遊びが行われます。
雀荘は遊んでる人たちから場代(一回ゲームするための料金)をもらったり、セットの貸し料で経営しています。
俗にいう風俗店というやつで、当たり前ですが18歳未満は入場禁止です。逆に18歳以上で麻雀がわかってたら誰でも入れます(もちろんマナーを守れる人ですよ!)
「フリー」という名の通り、好きな時間にお店に入って、同じような客が4人集まったらその人達と麻雀をして、好きなタイミングで終わる事ができます。
なので時間自分は時間があるときに雀荘に赴いて、好きなだけ麻雀をして満足したら帰る、という感じです。
気軽さとしては競馬場にいったりパチンコに行くのと同じです。敷居はそんなに高くないですよ。
雀荘は千差万別~初心者はチェーン店の雀荘へ~
雀荘、とひとくくりに言っても様々です。
雀荘っていうとタバコの煙で充満していて、コワイ人がいて、お金を賭ける…なんてイメージがありますが、そんなことはありません(田舎とかの場末の雀荘はわかりませんが…)
飲食店にもチェーンがあるように、雀荘にもグループが経営している雀荘もあれば、個人で開いているお店もあります。
ほとんどの雀荘はそうですが、上で書いたようなイメージはほとんどありません。みんな楽しく麻雀をやっています。
ポイントは雀荘ごとに色々ルールが決められているということ。知らない人同士で麻雀をするんですから、お店ごとにルールを決めていないと大変です。
ルールと言っても麻雀そのもののルールは変わりません。
役の取り決めとかの細かいルールはありますが、ポイントは「利用料金」。
ぶっちゃけ言えば「どれだけお金をかけるのか」という点です。
フリー麻雀はお金を賭けるところ
パチンコや競馬。競艇場でお金を賭けるのと同じように、殆どのフリー麻雀ではお客同士でお店で決められたルールに則ってお金を支払います。(いわゆるレート。風速とも言う)
最近ではお金を一切賭けないノーレート麻雀というのも増えているそうです。
レートはお店によりけりなんですが、基本的な相場として
点2…1000点20円 1ゲームで600円~-1500円ほど
点5…1000点50円 1ゲームで2000円~-3000円ほど
点ピン…1000点100円 1ゲームで4000円~-6000円ほど
といった感じです。
こんな感じでお金を賭けるので雀荘は風俗店として登録されています。
あれ?賭博は法律で禁止されてない?という賢明な方(カンのいい奴は嫌いだよ…)、実は結構グレーゾーンな立場にありまして、一応現在は問題はありません。
そこら辺の問題を取り扱ったブログがありますので、興味がある方はそちらをご参考に。
漫画に出てくるような一試合何百万というのはほぼフィクションの世界です。今はどうかしりませんが、高層マンションの一室でそういう会場が開かれているのも事実っちゃあ事実。
ま、普通に雀荘で遊ぶならそういうのは一切関わることはありませんのでご安心を。(稼ぎたいなら別だけど…)
初心者の方でフリーに行きたい!という方はまずはレートの低い雀荘に行くのをオススメします。お客さんも初心者の方も多いし、へんなお客さんもほとんどいません。
特に低レートで全国にあるチェーンだとマナーもしっかりしているので、まずはそちらから初めてはいかがでしょうか。自分もそれで雀荘デビューをしました
(今では時たま熱い雀荘に行っては給料を溶かします。(;´д`)トホホ…)
雀荘ってこんなところ
ざっと雀荘について説明したところで、実際に雀荘に行ってみて雀荘ってこんなところなんだよ、というのをご紹介したいと思います。
客層ってどんな感じ?
雀荘のお客さんですが、基本的に若い人からおっちゃん、おじいちゃんまで様々です。
雀荘って怖い人やその筋の人が…というのはありません。
みなさんマナーもいい人ばっかりですし、ビクビクすることはありません。(たまにマナー最悪な人もいますが、どの業界のお店でも一緒です。メンバーの方に言っておきましょう。)
雀荘にはそれこそいろんな人がいます。
麻雀覚えたての学生だったり、仕事帰りのサラリーマン(自分です)、フリーターっぽいおっちゃん、麻雀が趣味のおじいちゃん、競艇で1億の勝負をするギャンブラー(なぜ来てたのか未だに謎)…多種多様な人々と麻雀ができるのもフリー麻雀の魅力です。
あ、あと基本的にですがお客は9割5分「男性」です。
咲よろしくにカワイイ女の子が…という幻想は捨てましょう。
今まで女性を見てきましたが、ほとんどおばちゃんでした。
女の子と麻雀するならギャル雀荘(メンバーがほぼ女性)に行きましょう。めちゃ強いですけどね。
ルールを覚えてないと入れない?
難しいところですが、ある程度ルール(役とか鳴き方とか)がわかっていたら大丈夫です。
一応点数計算も基本さえわかってれば他の人が教えてくれます。
ネット麻雀で鍛えたから楽勝っしょ!ていう人も初めはリアルになれたほうがいいですね。
ネットと違って牌をこぼしたり、崩したり、当たりの牌を見逃したりすることもあります。ネットだとボタンが出ますが、リアルは出ません。常に意識する必要があります。(あと牌の並び方とかも色々)
レートの低いところだと初心者の人も多いのでまずはそこでリアルの麻雀に慣れていきましょう。
ただ初心者歓迎!という看板が掲げてあってもフリーはフリー。みんながみんな優しいというわけではありません。強い人はめちゃつよいので、引き際をわきまえるのも大事です。
自分も最初はすすめるだけで手一杯でした。それでボロ負けしたのもいまとなってはいい思い出です。(今も変わらないけどね!)
遊ぶときはどれだけお金を持って行ったほうがいいのか
お金を賭けるっていうけど、実際どれくらいのお金を持って行ったらいいんだろう…
もし払えなくなったら体で払ったりするんでしょうか…
という不安もあると思います。実際遊ぶとするならレートの300倍を用意するのがオススメです。
それぞれのレートだと…
点2…20×300=6000円
点5…50×300=15000円
テンピン…100×300=30000円
と言った感じです。こうしてみるとテンピンって結構お金かかるんですね・・・
この計算は連続で4~5回ラスト(最下位)をとっても耐えれる計算です。
不安な方はこれくらいもっていくとお金が払えません(´;ω;`)という自体は避けれます。
というか負け越したらさっさと終わりましょう。だいたいそういう時って勝てません(経験談)
ちなみにもし本当に払えなくなったらお店から借りることも出来ます。「アウト」っていいます。(お店によりますが…)
足りない分をお店から借りて、次回返すようにすればokです。当然ですがお金が払えなくなったらゲーム終了です。他のお客さんにも迷惑がかかるので、程々に。
麻雀とタバコはきってはきれない
麻雀ってたばこ臭くってやだなぁという意見もあると思います。
ただこればかりはどうしようもない部分もあります。
基本的雀荘は喫煙OKです。普通にスパスパ吸いながらみなさん遊んでます。おっさんばっかりだし、これは仕方がないですね。
どうしても…という人はマスクをつけていくか、最近できつつある禁煙の雀荘をオススメします。
ちなみに禁煙の雀荘のほうが強い人が集まりやすいといいます。なんでかっていったらおっちゃんが少ないから。
タバコを吸わずに麻雀に集中してる人や、若い人でネット麻雀の強者の人が来る傾向があるとのこと。
そう考えると面白いなぁって思います(同卓してるときはそんな余裕はありませんが…)
雀荘って強い人ばっかりが集まるの?
これも雀荘によりけりです。
チェーン店やレートの低いお店だと初心者が多いです。あと学生が多い雀荘も比較的初心者が多いですね。たまにお金が無いときに低レートとチェーン店にいくとデビューしたての初々しい学生が頑張っています(それをよそに本気でいくおっちゃんもいます)
逆にレートが高いところは強い人も多いです。やっぱりそれ相応のお金をかけてるだけあって、みなさん真剣です。油断も隙もありません。たまにお金だけもってるおじいさんもいますが、そういう人に限って猫被ってる人もいます。(やられました)
一応レートと強さは比例すると思います。あと都会に行けば行くほど強い人も集まります。
多分一番強い人が集まるのは東京の歌舞伎町でしょう。やっぱり、といいますか、レートも高いし、人もあつまるので、刺激を求める方は新宿の夜へ。
ぶっちゃいえば雀荘っていろんな人が集まるから、レベルも測りようがありません。そこが雀荘の面白さでもあり困難さでもあります。
マナーは大事!マナーを守れる人が勝者です
いろんな人が集まる雀荘、当然ですがマナーを守るのがなによりも大事です。
基本的にマナーをまもるお客が大半ですが、やっぱり、マナーが悪い人がいると最悪の麻雀になります。
勝つのはむつかしいですが、マナーを守るのは誰でもできます。
例えば牌を置くときは優しくおいたり、発声はしっかする、ちゃんと敬語を使う、などなど。
マナーよくできればみんな勝者!という格言があるように、マナーをまもって楽しく麻雀をしましょう。
最後に…麻雀って楽しいね!
というわけで雀荘の紹介でした。
麻雀っていうとどうしても悪いイメージを持たれがちですが、最近では健康麻雀(のまない、かけない、すわないをルールにした雀荘)やゲームとしての面でプッシュされています。
将棋や囲碁とは違って、運の要素が大きいため、これが中々癖になるんですね。(だからコワイんだけどね…)
雀荘はいろんな人が集まります。
そんな知らない人たちと卓を囲んでいっときの麻雀を楽しむ、というのはまさに牌で語る、じゃあないですけど、コミュニケーションだと思います。
ひとつ絶対に言えるのは「麻雀って楽しい!」ってことです。
麻雀を知らない人は麻雀ってこんな楽しいものなんだなぁ、というイメージが広まれば、と麻雀好きのサラリーマンは思っています。
あ、でも負け続けた日は流石に悲しいかな。
それではみなさんいい夢を(締めの言葉