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【洋楽オススメ】一度は聞いたことのある有名なAORの名曲を紹介!

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AOR・・・70年代後半から80年代にかけて静かなムーブメントを沸き立たせた音楽ジャンルの一つです。

数十年前に流行った音楽なので古臭いと思われるかも知れませんが、聞くと今でもその完成度の高さには現代の音楽シーンでも十分通用する名曲ばかりです。

オジサマ世代の人は懐かしみながら、筆者のような若年代の人は一回りして新鮮なサウンドに聞こえるのではないでしょうか?

というわけで今回はAORファンの筆者がオススメする、オシャレでしっとりとした洋楽…AORの曲・アーティストを紹介します。

AORもいろいろあってコアな部分もありますが、今回は一度は聞いたことのある、AOR初心者にもオススメしたい名曲名盤を中心に紹介します。

夕方から夜にかけて、夜空が輝く素敵な時間を彩る名曲をお楽しみください。

AORってどんな音楽(ジャンル)?

AORはAdult-Oriented Rock:アダルト・オリエンテッド・ロックの頭文字をもじった音楽ジャンル・・・もといロックの一つです。

(元はAudio・・・オーディオのAが使われており、音志向のロックの意味で使われてましたが、途中から使われ方が変わったという歴史があります)

どんな音楽かを一言でまとめると「オシャレ」、これに尽きます。

他のジャンルと比べると演奏に力を入れており、ミュージシャンも著名なプロが勢ぞろいです。バックサウンドの質もかなり高いのが特徴です。

文字通りアダルト、大人をターゲットにした音楽ジャンルで、70年代から始まり、80年代前後~90年代前半に流行りました。

ジャズやフュージョンが好きな人はどっぷりはまるかもしれません。

日本では山下達郎や米米CLUBのような都会的(シティポップ)なサウンドに似てますね(厳密にはAORではないのですが、雰囲気は似てる)

ロックと書いてますが、どっちかというと落ち着いたブルース、メロウ、癒し系サウンド的なイメージが強いですね。

一度聞いたら「あ、これAORじゃん!」という良い意味でわかりやすい音が特徴です。

AORはこんな人にオススメ

AORはこんな人にオススメです。

しっとりとした曲が聞きたい
ドライブや夜に会う曲が欲しい
クオリティが高い曲が良い

ポップスや若者向けのロックと違い、スタジオミュージシャンやバックで演奏するアーティストが多い特徴があります。

歌はもちろん演奏の技術が高いのがポイント。しっとりとして落ち着いた音楽を聴くならAORはオススメです!

というわけで早速筆者がオススメするAORの名曲・名盤を紹介します。

TOTO/Georgy Porgy

Toto – Georgy Porgy (Video Version)

トイレじゃないよ!(念のため

80年代のロックシーンを象徴する有名バンド、TOTOの1stアルバム『宇宙の騎士』より一曲。

AORの枠を外れて80sの洋楽を代表するアーティスト、その中でもAORっぽい曲がコレ。(アフリカも名曲なんですが・・・

イントロのピアノの和音からつむぐメロウさがたまりません。良い意味でわかりやすい音楽がAORの魅力でもあります。産業ロックなんて呼ばれてますが、産業だけあって?クオリティは折り紙つきですね。

全然関係ないけど、アルバムの邦題が「宇宙の騎士」、ジャケットもファンタジーのような絵・・・中二っぽさがなんとも・・・時代だなぁと思います。

ちなみにTOTOのメンバーは多くのAORのバンドに参加しています。AORサウンドを確立させたといっても過言ではありませんね。

 

ビリー・ジョエル/Just the Way You Are (邦題:素顔のままで)

Billy Joel – Just the Way You Are (Audio)

CMでもたびたび使われる洋楽の中でも超名曲。有名すぎるからか、AORという枠ではあまり特集されない印象が・・・

耳に残る歌声と音色がいいですね~。フェンダーローズが良い仕事してます。

やさしい雰囲気は疲れたとき、ほっとしたいときに聞くと心に響きます。

多くのアーティストがカヴァーしており、AORを知らない人でも一度は聞いたことがあるかもしれません。

AORにとどまらない、多くの人の耳に残る名曲です。

George Benson / Breezin’

Breezin' – George Benson studio version

AORというよりフュージョンよりな一曲。ジャズギタリストのジョージベンソンのメロウなギターがたまりません。

全体を通してすき通ったメロディが印象的。夜の静かな町並みが想像できますね。

重たすぎず、軽すぎず、メンバーの演奏力がメロウさを作り出している名曲です。筆者オススメのアルバムでもあります。

この曲が気に入った人は70年代のクロスオーバー・フュージョンがオススメです。

http://wating-for-1.net/wp/fusion-music/

Grover Washington, Jr/Just the Two of Us 邦題:『クリスタルの恋人たち』

Grover Washington Jr – Just the two of us

ジャズサックスのグローバーワシントンJrの名曲。こちらもフュージョンチックですが、なんとも言いがたいしっとりとした空気がAORの特徴を上手く捉えています。

ワシントンのサックスがまた・・・ジャズと違ってセクシーなんですよ。これぞアダルト!

BARでワインを飲みながらしっとりしたいときにオススメの一曲です。

あと個人的に邦題のセンスが最高です。ベストセラーになった”なんとなくクリスタル”のを意識したのでしょうか?邦題のセンスが奇抜なのもAORの魅力?の一つです。

ボズ・スキャッグス/ウィ・アー・オール・アローン

ウィアー・オール・アローン  ボズ・スキャッグス

ミスターAOR、ボズ・スキャッグズの出世作、シルク・ディグリーズより。

甘い声とどこか切ないピアノの音色が寂しくもいとおしい雰囲気が漂う名曲です。

多くのアーティストにカヴァーされており、日本だとアンジェラ・アキが有名です。

題名の”ウィ・アー・オール・アローン”は「みんな一人ぼっち」と訳すか、「ずっと一緒」と訳すかでファンの間で議論が交わされてるそうです。歌詞も難解ですのでブックレットを見ながら考察してみるのも一つの楽しみ方ですね。

曲もやさしく、しっとりとしたい、そんな気分になりたいときにオススメです。

シカゴ/Hard to Say I’m Sorry 邦題:『素直になれなくて』

Chicago – Hard To Say I'm Sorry (stereo sound)

洋楽に詳しくない人でもこの曲はどこかで聞いたことがあるはず。(全米シングルチャート二週間連続1位)。TOTOと並び、こちらも80年代を代表するロックバンドです。

シカゴといえば元はブラスロックバンドだったんですが、バラードもいけるやん!ということで大ヒット。今後の作品もバラード色がだいぶ強くなっています。

この曲もメガヒットを達成し、いろんなところで耳にするロックの名曲になりました。

(個人的にはブラスバンド期の曲のほうが好き。サタデー・イン・ザ・パークとか)

TOTOのメンバーも参加しており、バラードを紡ぎだす音色もさすがAORの大御所と言ったところ。

思わずやさしい気持ちになれる名曲です。

ヴェイパー・トレイルズ/サーフサイド・フリーウェイ

Vapour Trails – Don't Worry Baby (1979)

ベスト・ヒット・USA!

な~んて声が聞こえてきそうですね。

ご存知ベスト・ヒット・USAのテーマ曲として長年使われてきた曲です。(おっさんにしかわからない?

いかにもって感じのゴキゲンなサウンドがいいですね。

カラッとしたサウンドがアメリカの西海岸で泳ぐサーファーが泳いでる映像が簡単に思い浮かぶ曲です。

AOR独特、カラッとした雰囲気も合うのがAORの面白いところです。バラードも多いですが、海岸線沿いが似合う曲があるのもAORなのです。

Christopher Cross/ Sailing

Sailing – Christopher Cross

デビューアルバム、『南から来た男』から一曲。デビュー当時から天使のようなボイスで多くの人々を魅了した一曲です。シングルカットは奥の部門のグラミー賞を獲得するほど。

余談ですが美声を発するクリストファー・クロスの御姿は低身長で横に広いという、お世辞にも美形とは言いがたい姿です。

当時はPVも出さず、声一つで大ヒットさせたという、日本で言う山下達郎のようなアーティストですね。

しっとりとした曲にクリストファー・クロスのハイトーンボイスが相まって極上のひと時を楽しめます。

ザ・ドゥービー・ブラザーズ/What a fool believes

Doobie Brothers ~ What A fool Believes (1979) Classic Rock R&B Pop

テレビやラジオで一度は聞いたことがある洋楽の中でも特に有名な一曲。全米チャート1位を記録してます。グラミー賞も受賞しており、70年代後半のロックでもとりわけ有名な一曲です。

イントロのありきたりなコードを奏でるピアノが弱いんです、自分。(こういう音色はAORに多い)

さっぱりとしたサウンドですが、非常に丁寧に作られており、さすがAORだなぁと思います。

スティーリー・ダン/彩(エイジャ)

Steely Dan – Aja

ジョジョファンなら思わず反応するタイトルです。(スティーリー・ダンからの元ネタもちょくちょくあります。ガウチョとか)

スタンキューブリックよろしく、メンバーの二人の徹底ップリがすごく、10テイクは当たり前の世界だったとか。そりゃあコレだけ完成度の高いサウンドが出てくるわけですよ。

ソウルとジャズがうまいこと組み合わされており、艶美でしっとりとした雰囲気がたまりません。

途中ドラムの神スティーブガットとウェイン・ショーターのインタープレイが炸裂します。これがまたカッコイイんですよ。曲の間にピリッと入る二人のソロ、ジャズ好きには最高の2分間です。

神秘的なサウンドがたまらない一曲。まさにAORといったところでしょうか。

キリンジ/エイリアンズ

キリンジ – エイリアンズ

AORは洋楽だけじゃあないんだぜ!というわけで邦楽の中からいくつかオススメをピックアップ。

いろんなアーティストから愛されている隠れた名曲がキリンジのエイリアンズ。最近ではCMでものんがカヴァーしてましたね。

ゆったりとした曲調、そして意味深な歌詞がキリンジワールドを最大限にあらわしています。

AOR的にものんびりとした感じが日本的だなぁと思うわけです。昼下がりの団地のベンチでゆっくりしながら聞きたい名曲です。

山下達郎/Sparkle

Tatsuro Yamashita – Sparkle

日本のAORといえば誰だろうと思ったら私は山下達郎ですね。

ロックじゃなくてポップスじゃん!ってツッコまれそうですが、AOR自体あいまいなジャンルなので・・・AORと思ったらAORなのです!

イントロのギターはラジオを聴いていた人には絶対耳に残っているはず。TUBEと並び、夏の代表曲として親しまれていますね。

ノリノリな、というより朝焼けの日差しがどんどん広がっていく、そんな早朝の浜辺のイメージ・・・だと思うんですけど、どうでしょうか?

ドライブはもちろん、夏の夜明けや湾岸沿いで聞くのが筆者的にオススメです。

全体通して山下達郎の曲はAOR的なので是非ベストアルバムで達郎サウンドを堪能してみてください。

終りに:AORを聞くなら音楽配信サービスがお得です

というわけで筆者オススメのAOR名曲・名盤でした。

数十年前の曲ですが、今でもすんなり聞ける名曲ぞろいです。

しっとりとした気分になりたい、大人な時間に浸りたいとき、恋人と素敵な時間を過ごしたいときにオススメです。

もっといろんなAORの曲をお得に聞きたい!と言う人は音楽配信サービスがオススメです。

月額980円ほどで今回紹介したAORの名曲が聴き放題になります。

今回紹介したアルバムをCDでそろえると1万円以上かかりますが、音楽配信だと1000円ちょっとでOK。スマホで音楽を聴きたい人におすすめです。

筆者オススメはアマゾンが提供しているミュージックアンリミテッド。パソコン・スマホ・タブレットから音楽が聞き放題になるサービスです。

 

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