ジャズと言えばいろんなジャンルがありますが、今回紹介するのはアシッドジャズというジャンルです。
あまり聞き慣れない人も多いハズ（悲しい）。でも洋楽好きな人にはぜひオススメしたい音楽なんです。
ジャズと名前に入っていますが、ファンクやソウル、ヒップホップを取り込んだ、一言で言えば超オシャレな音楽なんです。
というわけで今回はジャズ好きがオススメするアシッドジャズの名曲名盤を紹介いたします。
ジャズって何？という人は
初心者必聴！ジャズ入門者のためのオススメジャズアーティストを紹介！という記事も合わせで御覧ください。
アシッドジャズってどんな音楽なの？
ロックやポップスと違ってそんなに？メジャーではないので一応説明を。
アシッドジャズは1980年代後半から登場した音楽ジャンル。イギリスのクラブシーンから誕生し、ジャズ・ファンクやソウル・ジャズの影響を大きく受けた音楽です。
名前にジャズと書いてありますが、ぶっちゃけ皆さんが思ってるようなジャズとは大きく異なります。
ジャズの曲をサンプリングしたり、どちらかといえばヒップホップやハウスっぽいイメージが強いですね。
でも根底にはジャズのDNAを引き継いでおり、ジャジーでかつメロウな独特の雰囲気を持っているのが魅力の一つです。
アシッドジャズを一言で表すと、オシャレ。
夜の街やネオン街とぴったりなイメージですね。
オシャレな音楽を聴きたい人はアシッドジャズにはまると思いますよ！
というわけで早速ジャズ好きの筆者がオススメするアシッドジャズの名曲名盤を紹介いたします。
ジャミロクワイ/スペースカウボーイ
カップヌードルのCMで超有名なヴァーチャルインサニティを歌っているアーティスト。
この曲もだれもが一度は聞いたことのある名曲です。セカンドアルバム『The Return Of The Space Cowboy (邦題：スペース・カウボーイの逆襲)』に収録されています。
PVも独特でJK（ジャミロクワイのリーダー）の世界観が映し出されています。
ベースラインがとてもメロウでオシャレな一曲。不思議な気分に浸りたい（トリップ）ときにオススメです。
アルバム全体を通してアシッドジャズを味わえる名盤ですよ！
United Future Organization/ROUD MINORTY
アシッドジャズのエポックメイキング的存在のユニット、略してUFOです。
PVがめっちゃオシャレなんですよ！初めて見たとき衝撃を受けましたね、こんなカッコイイ音楽があるなんて！まるで始めて洋楽のレコードを聴いてロックに目覚める中学生のような気分でした（なんじゃそりゃ
様々なジャズをサンプリングし、クラブでノッて踊れるような洗練された曲に仕上がっています。クラブっていうとノリノリなイメージがありますが、こっちはアダルトなでセクシーな感じですね。ん～クールだ。
ジャズの新たな可能性を生み出したパイオニア的なユニット、はまる人はとことんはまります！
The Brand New Heavies（ブラン・ニュー・ヘヴィーズ）/Dream Come True
イントロの多彩なベースラインが魅力的なイギリスのバンド。
70年代ソウル、R＆B、ファンク、ジャズ、ディスコの影響を受けており、これぞアシッドジャズ！という音楽がいいですね。
ポップスでもあるし、ファンクでもあるし・・・これってジャズなの？と思われるかもしれませんが、この自由さもある意味ジャズなんですよね。
（ジャンルの定義を話し始めたら大変なことになります）
一言でまとめると歌って踊れるジャズでしょうか。ノリがよく、演奏もしっかりしているのでポップスのような楽しさが湧き出てきます。ギターのカッティングとブラスの相性がこれまたかっこいい！
洋楽のポップスが好きな人でちょっと大人な曲が聞きたいという人にオススメ。ボーカルもコロコロ変わるのでアルバムのたびに違った印象を受けるのも面白いですね。
JAMES TAYLOR QUARTET – ジェームス・テイラー・カルテット/Theme From Starsky and Hutch
ジャズファンクの流れを組むファンクでワイルドなグルーブ感が心地よい曲です。
オルガンの音色が凄くかっこいいんですよ。エレピとはまた違った味わいが楽しめます。
ちなみにこの曲某サッカー番組コーナーのBGMとして使われてました。どっかで聞いたかな？と思うはずです。
ニュース番組に合うBGMは名曲という法則はやはり正しいということが証明されました！（なんじゃそりゃ
ファンクミュージックが好きな人はドハマリすること間違いなし！
Incognito (インコグニート)/ Don’t You Worry Bout A Thing
ミュージカルアニメSING（シング）にも登場しました。（元はスティービーワンダーの曲）
ソウルジャズの流れを受け継いだ、非常に力強くかつ自然と身体が動くリズムがたまりません。
ビックバンドのような多彩な音楽で彩られるこのカヴァーはまさにアシッドジャズ！という感じです。アシッドジャズ初心者でもラクに聞けると思います。
ソウル系やR＆Bが好きな人には是非オススメしたいアーティストです。
（ちなみに初期はジャズファンクのインストでした。コチラもカッコイイのでオススメです）
US3（アススリー)／Cantaloop
アシッドジャズというかヒップホップよりかも。
タイトルのカンタプロープはハービーハンコックの名曲カンタロープアイランドからもじっており、曲も原曲をサンプリングしながら軽快なラップを流していきます。
原曲のジャジーさとアレンジされたファンクの味加減が見事にマッチした名曲です。
ヒップホップとジャズの融合により新たな音楽シーンが生まれた瞬間ですね。
こういう自由な曲を作れるのもジャズの魅力の一つでもあります。ちょっと変わったジャズを聞きたいときにオススメです。
Suchmos（サチモス）/STAY TUNE
![Suchmos - STAY TUNE [Official Music Video]](http://i.ytimg.com/vi/PLgYflfgq0M/hqdefault.jpg)
車のCM（HONDAだったかな？）にも使われたSuchmos（サチモス）の名曲、カッコイイ！
アシッドジャズ＝洋楽なイメージがありますが、邦楽でもオシャレな名曲はあります！ちなみに先程紹介したJamiroquaiをモチーフにしてるとのこと。PVもオマージュっぽい部分がありますね。
（古きファンからは劣化じゃねーかよ！という意見もありますが…
Suchmos（サチモス）はジャズトランペッタールイ・アームストロングのあだ名、ジャズはもちろんロックやソウル・ファンクの要素をオマージュした作品が多いのが特徴です。
アシッドジャズ特有のアーバンチックなベース、そしてエモさ漂う歌詞、日本のアシッドジャズを代表するといっても過言ではありませんね。
アルバム全体でオシャレさ満開なので夜のドライブにもオススメですよ！
MONDO GROSSO/LIFE Feat. bird
アーティスト大沢伸一のソロプロジェクト、90年代の音楽シーンを支えた人です。（ちなみにバンド名はイタリア語で大きな世界という意味）
最近は満島みちるをフィーチャリングした曲でリバイバルヒットしましたね。
今回紹介する曲は4thアルバム『MG4』に収録された曲です。
南国調のボサノヴァ・ラテンを普段に取り組んだ、かっこいいけどどこか切ない（エモい？）歌詞が魅力的。
シンガーのbirdさんの声と相まってオシャレな一曲に仕上がっています。
曲の雰囲気と相まって、中々エモい雰囲気ですね。夏の終わりとかに聞くと心を揺さぶられます。
ジャズ？と言われたら微妙かもしれませんが、そんなのお構いなしの名曲です。
オシャレな音楽を聴くならアシッドジャズ！夜のBGMにぴったり！
アシッドジャズ、いかがでしたか？昔のジャズと違ってかなりオシャレな曲が多いんですよ。
夜にしっとりとした気分に浸りたいときはアシッドジャズがオススメです！
今回紹介した曲は定額制音楽配信サービスでも聞くことができます。月に使用料を払えば4000万曲以上が聴き放題になるのでCDを買うよりもかなりお得なんですよ。
最近のだとスマホやPCから、どのデバイスからでも聞けるのが嬉しいですね。
ちなみに筆者オススメはアマゾンミュージックアンリミテッド。
アマゾンを使ってる人は4000万曲以上がお得に利用できるし、今なら無料で30日間お試しが出来ます！是非チェックしてみてください。
レビューも書いてますのでそちらもどうぞ。
http://wating-for-1.net/wp/musicunlimited/
それでは皆さんいい夢を（締めの言葉