今回は全日本麻雀協会の平澤プロの麻雀本『麻雀鳴きの教科書』をレビューします。
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平澤プロといえばこれまで数々の麻雀戦術本を出版され、現在ではYouTubeで数多くの麻雀戦術を配信しています。
難易度の高い天鳳十段経験者でもあり(現在十数人しかいない)実力は折り紙つき。たくさんの戦術を配信してるだけあって分かりやすさは天鳳位レベルです。
そんな平澤プロの最新作は『鳴き』にフォーカスした戦術本です。
上級者でも意見が分かれるのが鳴き、副露率4割の強者もいれば、2割ほどの強者もいるなど様々で巡目や手牌、状況など判断材料が多いためなかなかセオリー化しずらい分野でした。
この本ではそんな複雑な鳴きにおける考え方やセオリーなど重要な要素がたくさん学べます。
文章もわかりやすく初心者でもすぐに実践できる内容ばかりです!
上級者でも悩む鳴きもこれ一冊でOK!麻雀の鳴きをマスターしたい人は必見です!
学べる内容 | 鳴きのセオリー、順目や場況による鳴き判断など |
---|---|
レベル | 初心者~中級者 |
おすすめな人 | 鳴きのセオリーやコツを広く勉強したい人 |
総合評価 |
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本の内容:麻雀の鳴きのセオリーやコツについて一冊丸ごと解説
タイトル通り一冊丸ごと使って麻雀の鳴き(副露)の戦術を紹介しています。
第1章 副露の概念論
第2章 鳴きの基本編(セオリーについて)
第3章 微差何鳴く編(役牌バックなど)
第4章 状況判断編(平面なに鳴くなど)
第5章 鳴きの小ワザ編(ケイテン取りや海底ずらしなど)
その他コラム(YouTubeについて)、巻末に練習問題を掲載
一章二章では初心者向けに鳴きのメリットや考え方・セオリーについて説明。
後半は点数状況や判断が分かれる鳴き、そのほかケイテン取りなど細かい鳴きの戦術について取り上げています。
鳴きのセオリーから解説しているのでレベル的には初心者~中級者向けとなっています。
分かりやすさは天鳳位レベルの平澤プロ、内容もロジカルで非常にわかりやすく解説しています。
麻雀初心者でもスラスラ読めるようになっているので安心してください。
一冊まるごと鳴きについて語っていますのでこれ一冊読めば鳴きをマスターできるレベルです。後半の形聴取りなども上級者は必見ですね。
鳴きについて勉強したいという人はこの麻雀本を読めば問題なし!というボリュームですよ!
ちなみにコラムは麻雀×YouTubeについて書かれています。ユーチューバーでもある平澤プロならではの意見や感想が読めるのも興味深かったです。
ポイント:セオリー化しずらい鳴きを体系化した良書
これまで出版されてきた麻雀本にも鳴きが取り上げられましたが、本一冊丸ごと鳴きを取り上げ、かつ体系化した本はほとんどありません。
これまでも「良形・高打点・高速」なら鳴き、反対ならスルーというセオリーは語られていました。
ですが、いつ(巡目)・何を・どんな時に(場況)で鳴くかと言われると急に難しくなるのが鳴きなんですよね。
なのでかっちりとセオリーに当てはめるのが難しかったんです。
その点本書では”正解”ではなく”ロジック”を中心に解説しているのでとてもわかり易い。
鳴きの考え方を勉強することで自然と正解に導き出すようになるという流れです。
前半では初心者でもわかりやすいように「打点差が大きく良型なら3段目から」「鳴きのタブー」などわかりやすいセオリーで紹介。
後半の場況が絡む場面では「こういうときはこう考えて打て」と解説しています。
セオリーやロジックは繰り返し読めばすぐに身につけるようになっています。
麻雀初心者の方で鳴きのセオリーを身につけるにはもちろん、麻雀中級者で『鳴きすぎ病』にかかっている人はこの本が治療薬となるはずです。
業界初!?YouTubeと連動した戦術本
各項目の最後に平澤プロがアップロードしているYouTubeにリンクするQRコードが記載されています。
各項目ごとにリンクした戦術が紹介されているのでより深く戦術を勉強することができるようになっています。
平澤プロのYouTubeチャンネル:平澤元気麻雀ch.from雀劇tv
個人的にはこれは画期的だなぁ!と感じました。文章+動画で麻雀戦術が学べるのは業界初でしょう。
ちなみに平澤プロの動画はこんなかんじ↓
これは以前からYouTubeで麻雀講座をアップロードしている平澤プロならではの戦術ですね笑。
本の内容に+αした戦術が紹介されているため、より深く戦術を学ぶことができるのは目新しい。
麻雀初心者の人は文章を読むだけではなかなかピンとこない人も多いはず。動画(スライド)で解説を聞くことができるのは初心者にはうれしいところです。
文書を読むのが苦手な人は動画を合わるとより理解が深まるようになっているのでもっと麻雀が強くなりたい!という人は是非動画もチェックしましょう!
最後に:麻雀の鳴きが苦手は人はまず鳴きの教科書で勉強しよう
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麻雀鳴きの教科書はこれ一冊で鳴きの基礎が勉強できるのでオススメです!
鳴きの基礎だけでなく役牌バックや形聴取り、その他細かい状況での鳴き基準や判断などがこの一冊で勉強できます。
鳴きは麻雀においてとても重要な戦術。上級者でも判断が分かれる場面が多いので、ぜひこの本で鳴きをマスターして雀力を高めましょう!
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ちなみに鳴きについてもっと勉強したいという人は下の二冊がオススメです。
一つは『麻雀勝ち組の鳴きテクニック』。
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こちらはより実践的な内容、オーラスアガリトップやバラバラの手からの鳴きのコツが学べます。
上級者向けですが、鳴きの教科書を読んだ人には効果的な一冊です。
もう一つは『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』
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レビュー:【麻雀本レビュー】『超実践麻雀「何切る」「何鳴く」ドリル』〜雀ゴロKからの挑戦状!何鳴くは何問正解できる?
何切る問題集ですが、何を鳴くか・スルーするかといった「何鳴く」問題も収録。
鳴きの教科書を読んだ人にはちょうどいい演習問題です。
本を読んだ人なら無理なく解ける内容(といいつつ難問ばかりですが(笑))なのでぜひチャレンジしてみてください!