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麻雀で負けてばかりのアナタが麻雀で「勝てない」7つの理由

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場はひらたくしないとね♪ daisenです(@kiteretu1101)。ここ3ヶ月で大卒の初任給くらい溶けました。引退します。

 

最近麻雀が勝てない…ラスを喰らいすぎてメンタルが溶けそう…

麻雀をしているとどうしても勝てずに、「なんで負けるんや!」ってな感じでスランプに陥ること、ありますよね。はい。今の私です。お陰で初任給の半分が溶けそうです。

 

なぜ麻雀で勝てないのか、なぜ負け続けてしまうのか…麻雀を続けている人にとっては永遠の課題だとおもいます。麻雀は勝ち続けることは出来ませんが、負け続けることが結構頻繁に起きるゲームです。負け続けるとどうしてもメンタルがやられてしまいますよね。勝てないと楽しくないし、負のスパイラルに陥るばかりです。

 

プロ野球の野村克也元監督がこうおっしゃっていました。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

麻雀は「運」の要素が絡んでいることもあり、技術だけではどうにもならないことがあります。しかし、負けるときは大抵は何かしらの要因があるわけです。

 

というわけで、自省も込めて、なぜアナタが麻雀で勝てないのかをまとめてみました。勝てない要因は運ではありません。必ず自分に要因があるものです。しっかり反省して次に活かしましょう。

 

(やっぱり流れが悪い!という人は流れを良くする方法もまとめました。参考程度にどうぞ)

 

勝てない理由①:麻雀の基本、牌効率がちゃんと出来ていない

アナタは基本が出来ていますか?出来てもいないのに「ツキが悪かった」なんて言い訳をしていませんか?

牌効率はスポーツで言う基礎体力を作るための重要な土台です。基礎が出来ていないとそもそも勝てるはずがありません。牌効率は言い換えると「正確に何を切るか」ということです。どんな場面でも正しい切り方をできるかどうかです。

そうは言うけどサ、麻雀なんて状況によって変わるんだから、何切るなんて無駄でしょ!というご意見もありますが、それは誤解です。確かに状況や人間によって切り方は変わるとはおもいます。しかし絶対に言えるのはどの局面でも「切ってはいけない牌」があります。

牌効率が完璧だからといって、必ず勝てるわけではありませんが、牌効率が出来ていないと勝てません。なぜか、牌効率は「和了」のための技術だからです。なぜ勝てないか、それは和了れる努力をしてないからです。バッターがボールを打つために素振りをするのと同じです。

 

もし最近勝てない、という方は、一度牌効率の勉強をし直すことをオススメします。最近出た「傑作何切る300」という本は牌効率、何切るを勉強するうってつけの本です。毎日読むだけでも雀力が格段に上がるので、勉強嫌いの人も、書いたいと思うなら是非呼んでみて下さい。

レビューも書いてますので、そちらも参考にしてみて下さい→【麻雀】読むだけで強くなる!麻雀 傑作「何切る」300選【レビュー】

麻雀 傑作「何切る」300選 麻雀 傑作「何切る」300選

勝てない理由②:押し引きがしっかりしていない

牌効率につづいて基本中の基本なのが「押し引き」です。押し引きを制すものが麻雀を制すといっても過言ではありません。

正直言うと押し引きこそ場面に左右されて、これが正解!みたいなものはないんですよね。でも明らかに押すべきところ、引くべきところで真逆の行動をしていると、一生勝てません。

 

例えば親から先制リーチ、自分は良形8000点の一向聴、無筋の真ん中の牌を切ったらリーチで勝負できる。あなたならどうするか。

これは基本的に鉄でリーチです。怖いのが勝負せずに8000点を獲得できるチャンスを失うこと。麻雀の和了率は大体2~3割です。そんな少ないチャンスで高得点をみすみす棒に振るのはものすごくもったいない。これはどんだけ危険でも勝負スべきです。

 

逆に自分がイーシャンテンで相手から先制リーチ、といった場合はよっぽど点数が高く、形がいい場合を除いて「引くべき」です。一向聴からテンパイまで勝負すること自体非常に「損」な行動ですし、万が一テンパイしても、そこからさらに勝負しないといけません。なので基本的にイーシャンテンからの押しはNGです。

押し引きについて追求すると、とても長くなってしまうので、麻雀漫画の金字塔、「オバカミーコ」の師匠の言葉を借りましょう。

「先形 良形 高得点」 これらの2つがそろったら押せ!
「後手 悪形 安手」 これらの2つがそろったら引け!

勝てない…と思う人は初心に帰って押し引きの基礎を思い出しましょう。

打姫オバカミーコ (1) (近代麻雀コミックス) 打姫オバカミーコ (1) (近代麻雀コミックス)

 勝てない理由③:局収支を意識していない

麻雀でトップを取るにはどうすればいいか。それは人よりも多く点数を持っていることです。そのためにも「局収支」を意識すべきです。

局収支とは「一局あたりにどのくらいの点数が増減するか」という考えです(ざっくりと説明したら、です)。

押し引きにも関わりますが、役あり愚形テンパイ、リーチするかしないか。良形テンパイ、追っかけリーチをするか、ダマにするか、降りるのか。テンパイ外しで得点を増やすべきか…

細かく追求するとキリがないんですが、要は行動によってどのくらい点数が動くのか、を意識して打っていますか、ということです。麻雀はアガった奴がエライんや!といって和了を目指すのも大事ですが、じゃあ具体的にどのくらい点数が動くのか、を意識しないと勝てません。

 

最近出た本では「テンパイ料」も非常に大事だと言うこと。形聴は和了と同じくらい大切なんです。1500でも差は3000。ゴットーよりも大きいです。こういった収支に対する意識がないと勝てないんですね。

最強位・天鳳位・雀ゴロ 天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた。 (近代麻雀戦術シリーズ) 最強位・天鳳位・雀ゴロ 天才雀士3人に麻雀のことを聞いたらバカ勝ちできた。 (近代麻雀戦術シリーズ)

勝てない理由④:状況を意識した戦略が出来ていない

牌効率も完璧!鳴きも抜群!でも勝てない!という人は状況をしっかり把握できていないからではないでしょうか?牌効率・局収支・押し引きといった部分も大事ですが、同様に現状の局・点差といった部分を意識することも重要です。

 

たとえばラス前、一位とは6000点差。配牌で翻牌が対子。出たら鳴くかどうか。結論から言うと満貫が見えてなければ鳴きません。早く上がってもオーラスで逆転できるかは非常に怪しいからです。

また南場の自分がトップ目。満貫チャンスが見えるところでラス目からリーチ。満貫が見えるから攻め…るとだめです。よっぽど良形出ない限りは押すのは損。ラスに振ってしまうと順位が大幅に下るだけでなく、残りの局が少ないので、逆転の可能性も大いに有り得るからです。

基礎は大丈夫だけど、どうしても勝てない、という人は状況による打牌が上手く出来てないからです。上がるだけが麻雀じゃあないんです。

↓状況を意識した打牌の勉強はこちらがオススメ。

純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法 純黒ピン東メンバーが教える フリー麻雀で食う超実践打法

勝てない理由⑤:リーチの強さを理解していない

いろんな本で書かれているので、すでにわかっているとはおもいますが書いておきます。

麻雀における最強の役は「リーチ」!

ルールにもよりますが、現代の麻雀においては圧倒的にリーチが強いんです。たまに門前でリーチを打たず、ダマで山越し狙いをする人もいますが、トップ目や局を流したいという特殊な状況以外はリーチが正解です。

なぜリーチが強いかというと

  • 局収支において大体プラス(1役上がるため)
  • 一発や裏ドラで打点アップ+祝儀獲得
  • 相手が警戒して手を遅くできる

という理由があるからです。打点が大幅に上がるのと、相手の手を遅くできるので、平和のみ・カンチャンドラ1でもリーチをかけるの方が強いんです。

勝てないという人はリーチをしっかり打ってますか?意外とリーチすべきところでしないこと、あるんじゃあないですか?

↓リーチの平均収支が知りたい方はこちらを参考に

神速の麻雀 堀内システム51 神速の麻雀 堀内システム51

勝てない理由⑥:鳴きが下手くそ~高い手を鳴きで和了る~

麻雀は鳴いてなんぼのゲームです。上で「門前でリーチが最強や!」と書きましたが、当然「鳴き」も重要です。上手く鳴けないやつは勝てずに泣いてばかりの人です。

特に高打点が見えているのに門前に頼ったり、門前だと遅いのにスルーしてしまうといった、「鳴くべき牌」の選定が下手くそだから勝てないんじゃあないかとおもいます。

フリー麻雀だと赤が手配にある場合は遠くても鳴いて和了を目指したほうが得です(門前祝儀でも)。中途半端な鳴きだと帰って守備力が減って、放銃、という結果になってしまいます。

 

鳴きもものすごく単純で、

「先形 良形 高得点」 これらの2つがそろったら押せ!
「後手 悪形 安手」 これらの2つがそろったら引け!

これが全てです。シンプルなんだけけど中々難しいのが「鳴き」。門前派の人も「鉄鳴き」を見抜けないと負け組一直線ですよ。

↓より実践的な鳴きを勉強したい人はこちらをどうぞ

フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ フリー麻雀で食う 上級雀ゴロゼミ

 

勝てない理由⑦:メンタルが弱い

麻雀って究極は「メンタル」の強さだと思うんですね。なんだよ結局は精神論かよ!ってなっちゃうんですが、結局は精神論なんです。

というのもなぜメンタルが大事なのかっていうと麻雀は長期スパンで見るからなんですよね。メンタルがブレると、それだけ勝敗もブレます。強者の成績は常に「51:49」。

ポイントはメンタルをどうやって一定に保つかです。たとえ三面張テンパイがペンチャン即ヅモに負けても、役満テンパイがタンのみ1000点で流されても、開局親四暗刻ツモで4位になっても、メンタルをブレないでいるかどうか。

特にミスをおかしたときはメンタルがブレやすいので、注意して下さい。逆にミスってもすぐにメンタルを整えれる人は強者です。

参考:仕事の失敗と上手に付き合う方法~ミスのランクを見極めろ!~

今の麻雀はデジタルですが、それを計算するのは人間です。計算機の調子が悪いと正確な計算が出来ないのと同じです。麻雀の勉強も大事ですが、心を鍛えることも、また麻雀で勝てるようになるために必要な条件なんですね。

中村天風 心を鍛える言葉 (PHP文庫) 中村天風 心を鍛える言葉 (PHP文庫)

 

勝てない理由を見つけて「負けない麻雀」を

麻雀

というわけでなぜアナタが麻雀で勝てないかを考えてみました。(もちろん自分の反省も踏まえて)

麻雀ってゲームは運がいいと不思議と勝てるんですけど、負けるときは大抵何かしら理由があるものです。強者はそれをわかっています。なので負けないようにうまいいことやっているわけなんですよ。

 

どうしても勝てない!という人は、一度初心に戻って麻雀の勉強や、自分の麻雀を見直してみてはいかがでしょうか?

 

それではみなさんいい夢を(締めの言葉


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