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初心者必聴!ジャズ入門者のためのオススメジャズアーティストを紹介!

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ジャズに興味をもったけど、どの曲から聞いたらいいかわからない!

ジャズ初心者なんだけど何から聴けばいいの?

曲やアーティストがたくさんあってわからない!

 

という人のために、 これからジャズを聴こうという方へ コレだけは聞いて欲しい!というアーティストを紹介します。

ジャズファンなら誰もが知ってる歴史的有名人(と個人的にオススメしたいアーティスト)の名盤・名曲もあわせて紹介します。

 

ジャズに興味をもたれたからは是非ここからジャズに慣れていって、奥深いジャズの世界の扉を押してみてください。

 

※ジャズ好きなだけで専門家じゃあないのであしからず。このアーティストが入ってないぞ!というご意見はお問い合わせください。

モダンジャズの帝王~マイルス・デイヴィス

ジャズトランペッター。ジャズの帝王といわれたらこの人。

(帝王って名前、ちょっとかっこいい)

モダン・ジャズはもちろん、クールジャズ、モードジャズ、果てはエレクトロニックジャズ、フュージョンなどなど・・・

ジャズに囚われない、時代とともに自身の音楽性を絶え間なく変化し続けました。

 

またマイルスのメンバーとして活躍したアーティスト達も後にブレイクするなど、コーチとしての役割も担っていました。

鬼コーチだけど、育った門下生は皆成功するという、登竜門みたいいな役割も担っていました。

それほどジャズという歴史とともに歩んできた王様なんです。

マイルス・デイヴィスの名盤・名曲

マイルスデイビスといえば聞いたら忘れられないトランペットの音色。

一言で言うと「俺がカッコイイと思った音を追求する!」

という感じ。特にエレクトロニック期のマイルスがゴリゴリ自分を押し出していきます。

流石ジャズの帝王と呼ばれるだけあって、マイルスのジャズはジャンル「マイルスデイヴィス」といっていいほど。ジャズの範疇を超えた音楽性が特徴です。

由緒正しい?モダンジャズから、革新に満ちたエレクトロニックジャズまで精通しました。

 

ラウンド・アバウト・ミッドナイト/ラウンド・ミッドナイト

Miles Davis Quintet – 'Round Midnight
Miles Davis Quintet – 'Round Midnight (1956) Personnel: Miles Davis (trumpet), John Coltrane (tenor sax), Red Garland (piano), Paul Chambers (bass), Philly Joe Jones (drums), Gil Evans (arrange) from the album ''ROUND ABOUT MIDNIGHT' (CBS/Sony Records)

ジャズのスタンダードナンバー。哀愁漂うトランペットの音色がグッと来ます。

こう、なんだろ、夜のバーでウイスキー片手にニヒルに決めれる曲上位に来るくらい、カッコイイですよね。

初心者に是非オススメしたい一曲です。

カインド・オブ・ブルー/ソー・ホワット

Miles Davis – So What
Miles Davis' official music video for 'So What'. Click to listen to Miles Davis on Spotify:

THE・モダンジャズって感じなマイルス・デイヴィスの名曲。モード・ジャズの定番曲でもあります。

やっぱりマイルス・デイヴィスのトランペットって耳に残りますね。ムーディーな感じがね、ジャズっぽい。

紹介してる動画はゆったりとしたテンポですが、年が経つにつれ、ライブではテンポの早い曲になります。

これもまたカッコよくてオススメです。

イン・ア・サイレント・ウェイ/In a Silent Way

Miles Davis – In a Silent Way/It's About That Time/In a Silent Way (1/3)
The 2nd track of Miles Davis's 1969 album "In a Silent Way"

モダンジャズとして有名なマイルス・デイヴィスですが、クロスオーバー黎明期のアーティストでもあります。

はっきり言って初心者や入門向けの曲ではありません。が、この曲がいい!と思ったらアナタはジャズ好きの素質ありです。

 

キャッチャーではないですが、しんしんとしたトランペットが緊張感を醸し出します。これがクールなんだよほんと。

モダンジャズピアニストの巨匠~ビルエヴェンス

ジャズピアニストで有名なアーティストといえばビルエヴァンス。

クラシックに影響された演奏は高く評価され、マイルスデイビスなどのバンドに参加。

ジャズの発展に大きな影響を与えました。特にビルエヴァンスの音色は日本で人気になりました。

 

マイルスが時代に合わせて変化していきましたが、ビルエヴァンスは対照的にずっとジャズピアノの姿勢を崩しませんでした。

たとえるとひたすら音を追求する研究者みたいなイメージですね。

 

ジャズは個性の音楽だといわれますが、自分を突き通したピアニストは彼ぐらいじゃあないかってくらいです。

しかし内縁の妻の死、信頼を置いていたミュージシャンの事故死など悲劇が襲い、耐えれなくなった彼はは薬物に溺れてしまいます。

そして1980年のライブ中に息を引き取りました。

たおやかで美しいピアノの音色の裏には暗い悲劇の物語がありました。

ビルエヴァンスの音色はこうした彼の人生をあらわしてるといっても過言ではないと思います。

ビルエヴァンスの名盤・名曲

ガラスのような繊細な音色のビルエヴァンス。

ジャズの巨匠としても知られた彼の名盤を紹介します。初心者でもジャズの世界に入りやすいのでオススメです。

ポートレートオブジャズ/枯葉【オータム・リーブス】

Bill Evans Trio – Autumn Leaves
Album: Portrait In Jazz Year: 1959 Label: Riverside Bill Evans – piano Scott LaFaro – bass Paul Motian – drums

モダンジャズ、というかジャズで有名な一曲ですね。スタンダードナンバー。

ビル・エヴァンスの軽快なピアノプレイがたっぷり楽しめる一曲です。

枯葉という曲は様々なジャズアーティストに演奏されてますが、やはり一番はビル・エヴァンスのプレイですね。

ジャズ初心者にもオススメの一曲です。

ワルツ・フォー・デビー/ワルツ・フォー・デビー

Waltz for Debby
"Waltz for Debby" (sometimes spelled "Waltz for Debbie") is a jazz standard composed by Bill Evans. A piano trio jazz waltz, it was first recorded on Evans's 1956 album New Jazz Conceptions and, perhaps more famously, on his 1961 live album Waltz for Debby. It has been recorded by many artists, both as an instrumental and as a vocal piece. The song's lyrics were written by Gene Lees.[1] Although Evans was a prolific composer, he was better known as a skilled improviser and performer. However, two of his compositions have become standards: "Waltz for Debby" and "Blue in Green" from Kind of Blue, although the latter was credited to bandleader Miles Davis. "Debby" in the song title refers to Evans' niece, Debby Evans. The song is also known in Swedish by the name "Monicas vals", with lyrics by Beppe Wolgers.

ビル・エヴァンスの代表曲であり、ジャズとしても有名な曲。

途中から4拍子にかわるのがたまりません。

軽やかなピアノが心地よいですね。これもジャズ特有の難しさもなく、初心者にオススメです。

ちなみにデビーというのは姪のデビーちゃんのこと。ん~可憐だ。

下町のジャズ親父~アートブレイキー

下町オヤジなジャズドラマー。力強い音がジャズにスパイスを与えます。

個人的にフェイバリットなアーティスト。

 

今ではジャズドラマーとして名をはせてますが、実は元ジャズピアニスト。人間どうなるかわかりませんね。

ちなみに彼、かなり?の親日家であり、 曰く、「世界中でアフリカと日本だけが我々を人間として歓迎してくれた」との事。

われわれ日本人にとってはちょっと鼻が高くなるエピソードですね。

 

アート・ブレイキーといえばジャズメッセンジャーズ。下町親父のように、若手のジャズメン達を育てる場としての役割もありました。

アルバムジャケットを見ると親父っぽさが醸し出されてますね。

アートブレイキーの名盤・名曲

ジャズドラマーの中でもかなり個性的なたたき方をする彼のドラムは一度聴いたらクセになります。

力強いけど繊細なドラミングはまさに中小企業がもつ独自の技術って感じですね。

モーニン/モーニン

Art Blakey & the Jazz Messengers – Moanin'
Moanin' Album: Moanin' (1958) Written by: Bobby Timmons Personnel: Art Blakey — drums Lee Morgan — trumpet Benny Golson — tenor saxophone Bobby Timmons — piano Jymie Merritt — bass

アート・ブレイキーの代表曲、これも有名ですね。

坂道のアポロンというアニメでも演奏され、アニメファンにも知られるようになりました。

イントロのピアノから続くアート・ブレイキーのドラム。いいですねぇ。

Night in Tunisia/チュニジアの夜

Art Blakey & the Jazz Messengers – A Night in Tunisia
A Night in Tunisia Album: A Night in Tunisia (1960) Written by: Dizzy Gillespie Frank Paparelli Personnel: Art Blakey — drums Lee Morgan — trumpet Wayne Shorter — tenor saxophone Bobby Timmons — piano Jymie Merritt — bass

チュニジアの夜といえばこれもJAZZのスタンダードナンバーで有名な曲。

ですがアート・ブレイキーのチュニジアの夜はめちゃくちゃカッコイイんです。

初っ端からアート・ブレイキーの力強いドラムが始まります。そしてトランペットが熱い!

モダンジャズでもこんなに熱い、まるでロックな感じを表現できるのも魅力。オススメです。

Mosaic/Mosaic

Mosaic
Provided to YouTube by The state51 Conspiracy Mosaic · Art Blakey · The Jazz Messengers · Freddie Hubbard · Curtis Fuller · Wayne Shorter · Cedar Walton · Jymie Merritt Down Under: Art Blakey and the Jazz Messengers with Freddie Hubbard, Curtis Fuller, Wayne Shorter, Cedar Walton and Jymie Merritt ℗ 2013 Mach60 Music Released on: 2013-05-01 Composer: Walton Music Publisher: Bucks Music Publisher: Grow Your Own Music Publisher: Second Floor Auto-generated by YouTube.

個人的に紹介したいアート・ブレイキーの良曲。

チュニジアの夜のようなアップテンポな曲です。

聞き所は後半のアート・ブレイキーのドラムソロ。ほんとにJAZZ?ってくらいのプレイは一度聞いてみて下さい。

不協和音で我が道を行く~セロニアスモンク

奇抜な言動やファッション、そして天才ともいえる演奏で多くの人を驚かせたアーティスト。

友人(バドパウエル)が麻薬所持で疑われていたところ、彼をかばって演奏自体を禁止させたれたというエピソードを持つ。いろいろ凄い人。

一時期出禁状態になるも、数々のアーティストとレコーディングし、功績を残していきました。

出禁の間は妻に支えてもらいながらも(いわゆるヒモ)研究を重ね、出禁が解除された時、その独特の音楽が世に生まれました。

 

とにかくJAZZのアイデンティティである「個性」を突き抜けたアーティストです。

今では個性が評価され、セロニアス・モンク協会もできるくらいですから。

セロニアスモンクの名曲・名盤

彼の演奏スタイルはモンク独特の音階を展開します。

特に和音のこだわりがすごく、セロニアス・モンクの独特な不協和音がポイントです。

なんというか、とにかく独創的。ジャズのかっこよさが前面にでています。

ブリリアント・コーナーズ/ブリリアント・コーナーズ

Thelonious Monk – Brilliant Corners
Moving on with my Christmas uploads, the next selection I'm uploading, is Thelonious Monk's "Brilliant Corners", one of my favorite albums from him (next to Straight, No Chaser). Enjoy and have a merry Christmas!

セロニアス・モンクの代表曲(だとおもう

しょっぱなから不協和音炸裂のピアノ。サックスもなんかなよなよ~とした音色です。

でもなぜか心地よい雰囲気になれるという、これもセロニアス・モンクの醍醐味でしょうか。

セロニアス・モンク・トリオ

Thelonious Monk \ Thelonious Monk Trio, 1954 [Full Album]
Thelonious Monk Album: Thelonious Monk Trio Year: 1954 Tracklist: 01. Blue Monk 02. Just a Gigolo 03. Bemsha Swing 04. Reflections 05. Little Rootie Tootie 06. Sweet and Lovely 07. Bye-Ya 08. Monk's Dream 09. Trinkle, Tinkle 10. These Foolish Things

セロニアス・モンクのピアノトリオ。セロニアス・モンクのスタンダードな曲が味わえます。

アルバムの中の一曲、というよりか、このアルバム全体がJAZZの入門としても最適だと思います。

モダンジャズの巨匠ビル・エヴァンスとはまた違ったピアノ。是非聴き比べてみてください。

シーツオブサウンズ~ジョンコルトレーン

モダンジャズ界の巨人、サックスプレイヤーといえばジョンコルトレーン。

晩成型といわれ、30手前になってマイルスデイビス率いるユニット参加。

そしてようやく実力が認められたというジャズマンです。

 

今まで謙遜されてたソプラノサックスを使った独特な音色が支持され、晩年もジャズに囚われない独創的な音を追及し続けました。

モダンジャズはもちろんのこと、モードジャズから果てはフリージャズまで作り上げます。

晩年の大作「至上の愛」を作り上げるも、40歳という若さで亡くなりました。

ジョンコルトレーンの名曲・名盤

ジョンコルトレーンの音はたたみかけるような音、敷き詰められた音・・・シーツオブサウンズといわれるほどの音色が利き所です。

例えるなら…そう、松岡修造がひたすら励ましの言葉をかけてる感じ?

とにかくヴァーっっと濃密な音を作り上げるのが特徴です。

ジャイアントステップス/Giant Steps

Giant Steps
"Giant Steps" is a jazz recording by John Coltrane, on tenor saxophone, which is the first track on the album of the same name and is 4 minutes and 49 seconds long. The composition is a milestone for jazz musicians' progress, given the difficulty of improvising its rapid progression of chord changes that progress through three keys (see Coltrane changes) shifted by major thirds, creating an augmented triad. The saxophonist had previously used this technique on the LP Blue Train on the tunes Moment's Notice and Lazy Bird. Coltrane continued in this vein on a recording with Cannonball Adderley of the standard "Limehouse Blues," and on his original "Fifth House." He continued to use this approach on other tunes, such as "Countdown", based on the Miles Davis tune "Tune Up"; "26 2" based on Charlie Parker's "Confirmation"; and a reharmonization of the jazz standard "Body and Soul." Songs such as "Naima" and "Like Sonny" also show some harmonic similarity to "Giant Steps." Coltrane continued to employ similar concepts in his soloing during his more open and modal middle period. A Love Supreme features examples of lines based on "Giant Steps" cycles over modal vamps, to create a Polytonal effect (see modal jazz). The progression continues to stimulate harmonic thinking in contemporary jazz. There are a number of different approaches to soloing on the song. While Coltrane favoured arpeggiation over the changes, other players have used different tricks and patterns to bring out the sound of the changes. The chord progression was later used by Freddie Hubbard as a basis for his composition "Dear John" (on Hubbard's 1991 album Bolivia). Covers have been recorded by such artists as Rahsaan Roland Kirk, Pat Metheny, Buddy Rich, Jaco Pastorius, Mike Stern, Greg Howe, Tommy Flanagan (who played on the original recording), McCoy Tyner, Kenny Werner, Kenny Garrett, Woody Herman, and Taylor Eigsti, Gary Bartz. The song was recorded by Chaka Khan in 1982 as part of the "Be Bop Medley" from her album "Chaka Khan". John Coltrane was known for coming into the studio with unrehearsed songs – "Giant Steps" was no exception. On the original recording, Tommy Flanagan (piano) played a choppy start-stop solo where it sounds like he is struggling to improvise over Coltrane changes without adequate preparation. Flanagan would revisit Giant Steps on several recordings later in his career and mastered the progression. In some of the alternate takes, Cedar Walton is at the piano, declining to take a solo and also playing at a slower tempo than the takes with Flanagan.

ジョン・コルトレーンのシーツオブサウンズがたっぷり堪能できる一曲。

ゆったりとした感じではなく、とにかくサックスを吹きまくる吹きまくる!

でもすごく綺麗な流れなんですよね。音の流れが。

ジャズ初心者に是非オススメしたい一曲です。これも。

マイフェイバリットシングス/My Favorite Things

My Favorite Things – John Coltrane [FULL VERSION] HQ
My Favorite things by John Coltrane from the album "My Favorite Things".

サウンド・オブ・ミュージックでおなじみのジャズ・スタンダード。

アニメ坂道のアポロンでも演奏されてましたね。ん~いい曲だ。

ジョン・コルトレーンの渋いサックスがじっくり味わえる一曲です。これも個人的に上位にあげたいナンバーです。

サックスもそうですが、ピアノも魅力的なんです。とにかくいい、まさにお気ににいり【Favorite】の曲です。

至上の愛/A Love Supreme

1964 – John Coltrane – A Love Supreme
01 – Acknowledgement.mp3 00:00:00 02 – Resolution.mp3 00:07:43 03 – Pursuance.mp3 00:15:03 04 – Psalm.mp3 00:25:46 05 – Introduction By Andre Francis.mp3 00:32:49 06 – Acknowledgement (Live).mp3 00:34:03 07 – Resolution (Live).mp3 00:40:15 08 – Pursuance (Live).mp3 00:51:52 09 – Psalm (Live).mp3 01:13:23 10 – Resolution (Alt Take).mp3 01:22:12 11 – Resolution (Breakdown).mp3 01:29:37 12 – Acknowledgement (Alt Take).mp3 01:31:50 13 – Acknowledgement (Alt Take).mp3 01:41:00

ジョン・コルトレーンが生涯を懸けて作り上げた名作中の名作。

モダンジャズというかフリージャズ…いや、コンセプトアルバムといっていいでしょう。

アルバム全部をつかって一曲を作り上げるという、壮大な作品です。

これも初心者向けの曲ではないんですが、私の中では一番のジャズです。

書くと長くなるのでこれくらいにして、ジャズの真髄を堪能したいかたは是非きいてみてください。

自由を体現した男~チャーリーパーカー

アルトサックス奏者であり、ビバップの概念を築きあげたモダンジャズの功績者。

今では当たり前な即興・・・アドリブ奏法を広めた人です。

コード進行に囚われない、もっと演奏者が自由に自己表現をできるようになったのもチャーリーパーカーが居てこそです。

ジャズの花ともいえるアドリブ奏法。ジャズは個性の音楽といわれるのもこのためです。

ちなみに、ご本人モテまくりで4人の奥さんがいて、お薬をやりすぎてわずか34歳という若さでこの世を去りました。

演奏もさながら、生き方もアドリブしまくりという、まさに地でゆくアーティストです。

チャーリー・パーカーの名曲・名盤

破天荒な生き方をされたチャーリー・パーカーですが、曲自体は至ってマジメ?なモダンジャズです。

独特の音色とスピード、不思議な心地よさがチャーリー・パーカーの魅力なんです。

コルトレーンのスピードが全力疾走なら、チャーリー・パーカーはランニングみたいな感じ?

チャーリー・パーカーwithストリングス

Charlie Parker with Strings – Just Friends
Charlie Parker – alto saxophone; Mitch Miller – oboe; Bronislaw Gimpel, Max Hollander, Milton Lomask – violins; Frank Brieff – viola; Frank Miller – cello; Myor Rosen – harp; Stan Freeman – piano; Ray Brown – double bass; Buddy Rich – drums; Jimmy Carroll – arranger and conductor Copyright Disclaimer Under Section 107 of the Copyright Act 1976, allowance is made for "fair use" for purposes such as criticism, comment, news reporting, teaching, scholarship, and research. Fair use is a use permitted by copyright statute that might otherwise be infringing. Non-profit, educational or personal use tips the balance in favor of fair use." . JOIN QUIZGROUP PARTNER PROGRAM:

チャーリー・パーカーの音色とストリングスが見事に融合した名盤。

チャーリー・パーカーのスピード感、言葉にするのは難しいんですけど、とりあえず聞いてみて下さい。

なんとなく書きたい事がわかるはず…

 Now’s The Time/ナウズ・ザ・タイム

Charlie Parker – Now's The Time
NOW'S THE TIME original sound track Brano dell'omonimo album di Charlie Parker del 1945

ジャズファン曰く、モダンジャズの名盤だ!と言われる名盤。まぁまさしく名盤なんだけど。

この曲こそTHE・モダンジャズっていう感じですね。

すいません、自分音楽理論はさっぱりなので、どれがアドリブなのかってのがよくわかってません。

この曲はチャーリー・パーカー独特のアドリブが満載になってます。アドリブ?って思うほど自然に演奏してるってことはそういうことなんですね。

切れ味冴える老いたカミソリ~バドパウエル

ビルエバンスとともにジャズピアノでは有名な巨匠。バドパウエル。

元はベースのように主役の楽器でないピアノを全面的に出して、ジャズピアノの今を作り上げた人。

 

ジャズでは当たり前のジャズ・トリオを確立させたのもバドパウエルのおかげです。

昔はトリオといえばピアノ+ベース+ギターでしたが、バド・パウエルはギターをドラムに変えたトリオを編成。

若い頃はキレキレのピアノでしたが、鬱と麻薬で不調になるも、再起した時に独特の「味」を生み出しました。

 

バドパウエルの名曲・名盤

ビルエヴァンスが哀愁ただよう音なら、バドパウエルは深みのある音でしょう。コーヒーでいうエスプレッソみたいな?

とにかく彼のアドリブは味わい深いんです。力強いといいますか、クセがあるけど聞けば聞くほど良さがわかるってやつです。

The Scene Changes /クレオパトラの夢

Cleopatra's Dream
Album: the scene changes THE AMAZING BUD POWELL Tune: Creopatra's Dream [1958] Bud Powell(p) Paul Chambers(b) Art Taylor(ds)

バド・パウエルの代表曲であり、ジャズの中でも有名な一曲。

タイトルの”クレオパトラの夢”ってのがいいですよね~。どんな夢なんだろう。

耳に残りやすく、ジャズ初心者でも聞きやすい名曲です。おしゃれな気分になりたいときはオススメです。

ウンポコロコ/Un Poco Loco 

Bud Powell – Un Poco Loco [Alternate Take No. 1]
The Amazing Bud Powell (1951) Personnel: Bud Powell (Piano) Curley Russell (Double Bass) Max Roach (Drums) Tommy Potter (Double Bass) Roy Haynes (Drums) Fats Navarro (Trumpet) Sonny Rollins (Tenor Saxophone) — Alfred Lion (Original Session Producer) Doug Hawkins (Recording Engineer) Michael Cuscuna (Producer) Rudy Van Gelder (Mastering, Disc Transfers and Digital Audio)

ジャズ好きの中でも結構玄人好みな一曲。アルバムでは同じ曲が三連続で収録されています。

ジャズってオルタナティヴ・テイク【別撮り】でもがらっと印象が変わるのが面白いところ。

同じ曲だけど、三者三様の音が楽しめる一曲です。バド・パウエルの味わい深いピアノの音色を堪能できます。

 

父親のような温かいギターの音色~ウェスモンゴメリー

ジャズギタリストといえば多くのジャズファンはウェスの名前を挙げると思います。

ジャズ初心者の方はあまりなじみのない人かも知れませんが、ウェスを知っておけばとりあえずジャズ知ってるよ!という顔ができます。

 

ギターって言えばロックなイメージですが、ジャズギターもこれはこれで味わい深いものですよ。

サムピック奏法というピックを使わず親指の腹で弦をはじく奏法やオクターブ奏法など、当時は類を見ない演奏で多くのファンを魅了しました。

(ジミ・ヘンドリックスも参考にしてる)

ジャズテイストな柔らかくも温かい音色が心ん響きます。

ウェス・モンゴメリーの名曲・名盤

ウェスのギターはアドリブがポイント。さわやかな音色がピアノやベースと程よく絡み合います。

Full House/フルハウス

Wes Montgomery – Full House 1962 (full album)
00:00 Full House 09:14 I've Grown Accustomed To Her Face 12:45 Blue 'n' Boogie 22:27 Cariba 32:09 Come Rain Or Come Shine (take 2) 39:06 Come Rain Or Come Shine (take 1) 46:25 S.O.S. (take 3) 51:30 S.O.S. (take 2) 56:20 Born To Be Blue Wes Montgomery – guitar Jimmy Cobb – drums Johnny Griffin – tenor sax Paul Chambers – bass Wynton Kelly – piano

ウェス・モンゴメリーの代表曲であり、名盤。

ジャズというとトランペットやサックスですが、ウェス・モンゴメリーのギターがとっても似合うんです。

全部親指で弾いてるんですから、この音色はウェス・モンゴメリーにしか出来ない芸当ですね。

スタンダードジャズとしても是非初心者にオススメしたい一曲です。

ジャズは奥深い!オススメのジャズアーティストを見つけよう!

ジャズの画像

というわけでジャズの歴史を築いたジャズアーティストの紹介でした。

ぶっちゃけ上で紹介した以上にホントにたくさんのアーティストがいるんですが・・・

書くと結構な分量になっちゃうので、今回はこれくらいで。

 

初心者の方はとりあえず上で紹介したアーティストの名曲を聴いてみてください。

そしてジャズってこんな音楽なんだ!というのを是非体感してください。

なにせロック以上に造詣が深い世界です。まずは名曲名盤からジャズの世界を楽しんでみましょう。

そのままジャズの奥深い世界が待っているはずです。

ジャズ入門者にオススメの本(と参考文献紹介)

最後にオススメの本を紹介。

今回書いた記事はビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門書という本を参考にしました。

ジャズの巨匠たちをビジネスマンにたとえていて、入門者の人でもすんなり理解しやすい内容になってます。

上で紹介したアーティストはもちろん、ジャズの歴史を作り上げたアーティストが紹介されています。

興味を持たれた方は是非どうぞ。

(本の感想も書いてます→ジャズを趣味にしたい人はこの本がオススメ!”ビジネスマンのための(こっそり)ジャズ入門”

 

ジャズのアルバムを買うお金がない!という人はオムニバスのCDがオススメです。

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それでは皆さんいい夢を(締めの言葉


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