ジャズしか知らなくてカラオケで歌えないdaisen(@kiteretu1101)です。
みなさんジャズを聴かれますか?
最近だと映画セッションやブルージャイアントや坂道のアポロンなどマンガやアニメでジャズに触れた・興味を持ったという人もいると思います。
そんな人のために(自称)ジャズ好き(フュージョン好き)の筆者が感じたジャズの魅力、ジャズという音楽の楽しみ方についてつらつら書いていこうと思います。
ジャズ好き・・といってもミュージシャンや批評家ほどのレベルではございませんのでご了承ください。
筆者はコードがどうのこうの、アドリブがなんたら、シンコペーションがあーだこーだ・・・という音楽理論はさっぱりわかりません笑。感覚で聞いてます。
何もしらない若造が何をエラソーにジャズを語ってるんだ!というお叱りはご勘弁を(笑)。
ジャズ初心者の為のオススメ名曲はコチラ>>【オススメ】ジャズ初心者に聞いて欲しい一度は絶対聞いたことがある名曲30選【JAZZ】
https://wating-for-1.net/my-favorite-jazz/
ジャズの魅力:とにかくカッコイイの一言に尽きる
なんで私がジャズにはまったのかといいますと、
カッコイイから
この一言に尽きます。
いやもうねぇ~なんかねぇ~とにかくかっこいいんですよ、ジャズって。何がどうかっこいいかって言われたら・・・上手く言えないんですけど、まぁとにかくカッコいいんですよ!
そりゃあロックやポップスでもカッコイイアーティストや曲もあるんですけどね、なんかこう・・・ロックやポップスにない独特のかっこよさがあるといいますか、とにかくかっこいいんです!
ブルースをベースにしたバーでウイスキーが合うようなジャズもあれば、みんなで演奏してノリを楽しむジャズもあれば、ひたすらソロパートで技術をさらけ出すジャズもある・・・などなど。
ジャズ独特の音が心地よく、そしてストンと耳に入るんですね。
こう・・・なにがどうかっこいいかが説明できないのが筆者の表現力の低さを恨みます。とにかく!カッコイイと言ってもいろんなかっこよさがあるのがジャズの魅力だと思います。
ここら辺は実際に曲を聞いてもらったほうが早いですね。
筆者おすすめの”カッコいい”ジャズ>>AZZ好きがオススメする疾走感あふれる最高にカッコイイジャズを紹介!
https://wating-for-1.net/cool-jazz/
ジャズ=堅苦しい・古いというイメージを持つ人も多いんですが、意外と聞きやすい曲もあります。ジャズって結構なんでもありなところも好きです。
カッコイイだけじゃなくオシャレな曲もあったり癒される曲もあるのもジャズの面白いところです。
>>【洋楽】超オシャレ!アシッドジャズのオススメ名曲・名盤を紹介!
https://wating-for-1.net/acid-jazz/
(おしゃれなBGMが好きな人はアシッド・ジャズもおすすめです)
ジャズの魅力:同じ曲でもアーティストが違うとガラッと変わる~アドリブの面白さ
![サックスミュージック](http://wating-for-1.net/wp-content/uploads/2017/10/sax_musician-e1548941557919.png)
ジャズをジャズたらしめるのが”アドリブ”、いわゆる即興演奏って奴です。(ドラマでいうアドリブと同じ感じですね)
ロックやポップス、クラシックといった音楽は基本的に楽譜どおりの演奏をします。カヴァー作品もありますが、ガラッと変わって聞こえることは無いと思います。
一方ジャズはアーティストによって同じ曲でもガラッと変わります(なんなら同じアーティストのおんなじ曲でも変わります)。
なぜならアーティストが”アドリブ(即興演奏)”を駆使しながら演奏するからです。
ジャズはスタンダードナンバーと呼ばれる有名な曲を演奏するというスタイルが主流です。
そしてジャズはあらかじめ作曲されたテーマとアーティストによるアドリブのパートに分けられます。言い換えるとテーマに沿って演奏すればなんでもOKという文化です(ざっくり言うと)。
同じ曲でもアドリブが加わると十人十色じゃないですが、アーティストの組み合わせでガラッと変わります。
ドラマなんかでアドリブがうまい俳優さんとかいるじゃないですか。ジャズって常にあんなアドリブの掛け合いが続くんです。
特にジャズのソロパートはアドリブの真骨頂。「オレの演奏を見てくれよな!」ってレベルでアーティストが自分の演奏を叩きつけてきます。
むしろソロパートこそがジャズの醍醐味だといっても過言ではないでしょう。このアドリブをどれだけ楽しめるかがジャズの楽しむ一番のポイントだと思います。
ジャズの魅力:インタープレイ~ミュージシャンの”掛け合い”が最高に良い
ジャズの魅力はアドリブともう一つ、”インタープレイ”です。
インタープレイとは簡単に説明するとアドリブの掛け合いです。ピアノがアドリブをしたらベースやドラムも同じようにアドリブで演奏します。
例えるならデュエリストはデュエルを通して語り合う、みたいな感じで演奏中楽器だけで演奏者同士がコミュニケーションを取るような、そんなイメージです。
このインタープレイ、アーティストのアドリブの掛け合いを聞くのもジャズの楽しみ方の一つです。
アドリブの仕方はアーティストの数だけ存在します。そして一人ひとりのアドリブを掛け合わせると無限にインタープレイが存在するんです。
先ほど同じ曲でもアーティストが変わるとガラッと変わると書いたのもこのインタープレイがあるからです。セッション一つでも違った曲に聞こえるのもジャズの魅力の一つなんですよね。
これはロックやポップスにはない深みがあります。なにがどう深いかはうまいこと説明できませんが笑。
先程紹介したアドリブやインタープレイが楽しめるとジャズの面白さもグッと深まりますよ!
初心者でももっとジャズを楽しむための方法
ジャズに興味を持ったけど・・・何を聞いたらいいかわからない!というジャズ初心者の人も多いと思います。
ジャズをあまり聞いたことの無い初心者がジャズを楽しむコツはずばりひたすら聞きまくることです笑。
ジャズというと硬い・難しい・大人といった硬派なイメージを持っていてとっつきにくいと思われがちです。
でも実際聞いてみるとそんなことはありません。
かくいう自分もジャズといいつつ比較的ポップよりのフュージョンを聴いたり、ファンク色が強いジャズも聴きます。
まま、とにかくあんまり難しく考えずにとりあえず気になった曲を聴いてみるのが一番の楽しみ方ですね笑。
まずはcmやテレビで使われる有名曲から聞くのがオススメ
一番わかりやすいのはCMやテレビで使われるジャズの名曲から聞いてみるのがオススメです。
有名どころだとハービー・ハンコックの「ウォーターメロン・マン」とか↓
多分どっかで絶対聞いたことがあると思います。比較的聞きやすいので初心者にもおすすめの一曲ですね。
このように「あ!この曲聞いたことある!」という耳になれた曲だとリラックスして聞けると思います。
いわゆるスタンダードナンバー(ジャズの定番曲)だと多くの作品やCmに使われてますので、まずは一度は聞いたことのあるジャズのスタンダードナンバーを聞いてみるのもありですね。
コチラもどうぞ>ジャズ入門者のためのオススメジャズアーティストを紹介!
https://wating-for-1.net/jazz-artist/
一曲で絞っていろんなアーティストの曲を聴き比べる
ジャズの楽しみ方のコツはジャズのスタンダード曲を一つ選んでいろんなアーティストで聞き比べることです。
先ほどジャズはアドリブやインタープレイで同じ曲でもガラッと変わると書きましたが、一曲だけを聴き比べるとその違いがわかるはず。
試しに「マイフェイバリットシングス」で調べてみてください。いろんなアーティストのいろんな演奏が出てくるはずです。(ちなみにこの曲は筆者が好きな曲の一つです)
ジョン・コルトレーンが有名ですが、色んなアーティストのいろんな曲を聴き比べてみると「お~ジャズってこんな感じなんだ~」ってなるはずです。
(↓はマイ・フェイバリット・シングス”だけ”を集めたアルバムです)
こんな感じで聞き比べてみて、このアーティストが良いなぁと思ったら次はアーティストで検索してアルバムを聞いてみるといいですね。
筆者もこんな感じでフェイバリットのアーティストを探してアルバムをヘビロテしてます。
同じ曲なんですがアーティストによってガラッと変わりますし、なんなら同じ演奏者でも聞こえ方が変わるんです。これがジャズの面白さでもあります。
ジャンルはこだわらず自分がいいと思ったジャズを聴いてみる
ジャズはメタルばりにいろんなジャンルがありまして、スィングからモダンジャズ・モードにコードにファンクにフリー、とにかくなんでもありなんですよ。
演奏する人数や楽器によっても聞き方が変わるので、通はジャズトリオしか聞かない!という人もいたりいなかったり。
ジャズファンの中には「オレはモダンジャズ以外はジャズとは認めんぞ!」という保守派?の人もいますが、あんまり気にする必要はないです。
F1のオープニングで有名なT-SQUAREもフュージョンというジャンルですが、立派なジャズです。筆者も大好きな一曲。
>>F1やCM・吹奏楽でおなじみのT-SQUAREの名曲を紹介!【作業用BGM】
https://wating-for-1.net/tsquare-bgm/
なんならアニメのジャズアレンジでもOK。アニソン好きな人も十分楽しめるはずです。(アニソンのジャズアレンジならラスマス・フェイバーがオススメです)
>>有名アニソンをジャズアレンジで楽しむ~プラチナ・ジャズのオススメ曲を紹介!
https://wating-for-1.net/platina-jazz/
ジャズはいろんな文化を取り組んで常に変化する音楽なんです。なのでジャンルがどうのこうのを気にするよりも、まずは気になった曲を聴いてみてこれはいいぞ!と思ったらアルバムを通して聞いてみてください。
そんな感じで徐々にジャズの世界を旅していくのがジャズの醍醐味であり楽しみ方です。
ジャズ初心者の為のジャズを題材にしたアニメ・映画を見る
ジャズを聞くのもいいんですけど、ちょっと敷居が高いかな、という人はジャズを題材にした作品から入るのもオススメです。
一つは坂道のアポロン。このマンガが凄い2009年で大賞を受賞した漫画です。アニメと映画もあります。
ジャズを通して高校生達の淡い青春を描いた作品。時代背景も60年代後半とジャズ的にもばっちりの時代です。
ジャズの醍醐味であるセッション、アドリブを主人公達が楽しそうに演奏するシーンを見るとジャズの面白さがぐいぐい伝わってくるはず。
作中でも主人公達が一度は聞いたことがあるジャズの名曲を演奏するシーンがあるのでジャズ初心者でも気軽に楽しめます。もちろんストーリーも最高です。青春・恋愛系にキュンと来る人は100%楽しめる内容となっていますよ!
もう一つはセッション。2014年のアカデミー賞を軒並み受賞した映画です。ララランドの監督の出世作でもあります。
ジャズドラマーである主人公がトップアーティストを目指す為に鬼教師の元死に物狂いで練習し続けるという映画。
ネタバレになるので多くは語りませんが、ラスト9分の演奏がこの映画の見所です。
ジャズは楽器同士で語り合うと書きましたが、これぞジャズ流の”大ケンカ”というシーンは感動モノです。
このラストの演奏こそジャズの醍醐味がぎゅっと詰まっているといっても過言ではありません。
ジャズ好きだけでなく映画好きの人もたっぷり楽しめる映画です。見てない人は是非!
ちなみに坂道のアポロンはHuluで、セッションはアマゾンプライムで見るのがお得です。
月額500円ほどなんですが、2週間~1ヶ月無料のキャンペーンをやっていますので、興味がわいた方は是非チェックしてみてください。
今回紹介した作品以外も有名なアニメ・映画・ドラマが見放題になりますのでおすすめです!
まとめ:スウィングしなけりゃ意味がない~ジャズは面白い!
![サックスを持つジャズマン](http://wating-for-1.net/wp-content/uploads/2019/02/saxophone-918904_640.jpg)
最後にまとめると、ジャズの魅力はノリです。考えるな!感じろ!ってことです。「スゥイングしなけりゃ意味がない!」ってことです!(っていうジャズの曲があります)
こんなこと書いたら非常に幼稚な感想になってますけど、まぁそれはそれとして。
ジャズとはこういうものである、と型にはめるのも変ですし、型にはまらないのがジャズの魅力ですから、ノリと雰囲気でカッコイイと思ったらそれでいいんじゃないかと思います。
カフェで流れてる曲で気になったらネットで調べてみて、どんどんいろんな曲を楽しむって感じで気軽に聞いてみてください。
気になった方は当ブログでも初心者にオススメのジャズの名曲を紹介してますので、ジャズに興味をもたれた人は是非どうぞ。
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\管理人も使ってます!/
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