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【初心者向け】ジャズサックス(アーティスト)のオススメ名曲名盤を紹介

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ジャズを象徴する楽器といえばサックス!というくらいサックスはジャズにおいてまさに花形の楽器です。

ロックがギターならジャズはサックスと言っても過言ではありません。トランペットとは違った、独特の渋い音がジャジーな雰囲気を漂わせるのがまたかっこいいんですよ。

というわけで今回はジャズ好きがオススメするジャズサックスの名曲名盤を紹介します。

モダンジャズからフュージョンまで、アルト・テナーごっちゃまで、初心者が絶対聞くべき名盤と筆者個人がぜひおすすめしたいジャズサックスの曲を紹介します!

ジャズに興味を持たれた方はぜひ聞いてみてください。

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オススメジャズサックス:ジョン・コルトレーン

ジャズサックスの中で一番は?といわれたら真っ先に答えるのがジョン・コルトレーンですね。筆者(と父)が大好きなジャズアーティストです。

常に新しさを求めるジャズマンで、一言でいうとクソ真面目な人って感じですね。例えるなら営業は足で稼げ!と叫ぶ昭和の営業マン・・・みたいな?

その演奏方法も独特でして、「シーツ・オブ・サウンズ」と呼ばれる洪水のような演奏が特徴です。ロックギタリスト並に高速で音を繰り出します。まあ~これだけ早く吹けるなぁ~って惚れ惚れしちゃいます。

晩年はモードジャズからフリージャズへと進み始め、晩年の名作「至上の愛」を完成させます。筆者ナンバーワンの名曲です。

ジャズは自由の音楽だ、と言われますが、晩年のコルトレーンはまさに自由を体現した音楽に到達しました。このころの演奏メンバーも「黄金のカルテット」と呼ばれるほど凄腕のプレイヤー達がそろってたんですね。

ジョンコルトレーンの名曲:Giant Steps

Giant Steps

ジョンコルトレーンを代表する曲を紹介します。(もっとあるんですけどね笑)

しょっぱなから畳み掛けるようなサックスプレイ、これがシーツ・オブ・サウンズや!といわんばかりのプレイです。まさに音の洪水ですね。

一曲を通して緊張感が伝わってきます。ジャズっていうとお酒に合いそうなムーディーなイメージでしょうが、この曲はそうは問屋が卸さないって感じですよ笑。

ジャズだぜ!スウィングしなけりゃ意味無いじゃん!みたいな軽い?ノリではなく、一音一音ガチで勝負するような音がコルトレーンの面白いところですね。

オススメジャズサックス:チャーリー・パーカー

ジャズの歴史を語るなら避けて通れないのがチャーリー・パーカーでしょう。

というのも今のジャズの基本であるモダンジャズをほぼ一人で作り上げた人だからです。ジャズ界に革命をもたらしたといってもいいレベル、まさにモダンジャズの父といえる人なんです。

アカデミー賞で話題になった映画「セッション」でもチャーリーパーカーの名前が出るほどですから、ジャズマンからしたら越えるべき天才なんだと思います。

(こんなこと書いてますが筆者は何がどう天才なのかについては良くわかってません笑)

今では当たり前になったジャズの演奏方法(アドリブとか)を一人で生み出したと考えたらスティーブ・ジョブズよろしくとんでもない人だったと考えると納得ですね。

チャーリー・パーカーの名曲:Confirmation

Charlie Parker – Confirmation

チャーリーパーカーの演奏曲の中ではおそらく一番有名な、一度はどこかで耳にしたことがある一曲です。

普通に聞いたら「お~モダンジャズだなぁ~」ってなるんですけど、すでに私達の耳がモダンジャズに慣れてるからなんですよね。

これをモダンジャズが当たり前じゃない時代に作り上げたんですから、彼の才能の凄さがひしひしと伝わってきます。

良い意味で王道のジャズである一曲。ジャズ初心者の方でも楽しめること間違いありません。

オススメジャズサックス:キャノンボール・アダレイ

”キャノンボール”はあだ名で日本語に訳すと”大食漢”。写真を見ると確かに割腹のよさそうな感じがしますね笑。

マイルスデイビスのバンドにも度々参加しており、あだ名に負けぬとも劣らぬ力強い音色が特徴的なジャズマンです。

ソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズの立役者でもあり、70年代は電子音楽を用いたマイルスのバンドにも参加するなど多彩なジャンルもいけるという結構器用な人でもあります。

豪快で天才的なサックスプレイを世に知られたあと、先ほど紹介した天才チャーリー・パーカーの後継者とも呼ばれるジャズマンとして活躍しました。

キャノンボール・アダレイの名曲>枯葉(アルバム『サムシング・エルス』より

Cannonball Adderley – Autumn Leaves

キャノンボール・アダレイといえばアルバム『サムシング・エルス』の枯葉でしょう。

トランペットにマイルスデイビス、ドラムはアートブレイキーと豪華な面子です。

ちょうどマイルス・デイヴィスが若手プレイヤーを教育してることに抜擢され、そのテクニックを遺憾なく発揮しています。

この”枯葉(Autumn leaves)”も多くのジャズマンに演奏されてますが、キャノンボール・アダレイのサックスがこれまた哀愁漂う素敵な曲なんですよね~。

ジャズ初心者なら絶対外せない名曲です。ぜひゆったりとお聞きください。

オススメジャズサックス:ソニー・ロリンズ

ファンの中では「ロリンズ節」と呼ばれる?キャッチーで軽やかな演奏が特徴的なジャズマンです。

マイルス・デイビスからも「既に伝説的で、多くの若いミュージシャンにとっては神様みたいな存在だった」とコメントをもらうほどの天才肌だったそうです。チャーリー・パーカーといい天才ばっかりじゃないか!

彼の代表作であるサキソフォン・コロッサスを演奏したのは25歳という若さのころ!

なるほど、チャーリーパーカーのような人だったと考えると納得です。

ソニー・ロリンズの魅力は簡単そうに聞こえて実は匠に計算しつくされたアドリブ

天才肌の人って難しいことを簡単そうにやってのけるって感じじゃないですか。まさにそんな感じなんです笑。

ソニー・ロリンズの名曲>セント・トーマス(アルバム『サキソフォン・コロッサス』より)

Sonny Rollins – St. Thomas

イントロのサックスを聴いたら「あ!この曲か!」と誰しもがうなづく名曲中の名曲。ファンからは「サキコロ」と親しまれてます。

ソニー・ロリンズらしい軽やかな音色が聴きどころ。曲全体を通してキャッチーなのでジャズ初心者でもとても聞きやすいと思います。

所々でアーティストのアドリブが光るんですが、ソニー・ロリンズもさること、特にマックス・ローチのドラムソロはすばらしい!一度聴くと病み付きになるほどのかっこよさですね。

こちらもジャズを知る上では絶対に聞くべき名曲中の名曲です。

オススメジャズサックス:ハンク・モブレー

ジョン・コルトレーンやチャーリーパーカーと比べると知名度は劣りますが、それでもすばらしいテクニックと演奏が特徴的なジャズマン。

メロディアスな演奏は我々日本人の耳に心地よいサウンドがポイントです。言い方を変えるととても堅実な演奏。

飲まない吸わない、仕事に一筋な真面目な仕事人、みたいな。まさに日本人好みですね笑。

どうしてもマイルス・デイビスなどの巨匠と比べられ、B級ジャズマンといわれがちなハンク・モブレーですが、そのサウンドは非常に聞きやすいのでジャズ初心者にぴったりです。

例えるなら・・・いつも会社の近くにある定食屋さんでいつも頼んでる定食の味・・みたいな?そんな安心感がハンク・モブレーの醍醐味なんですよ。

ハンク・モブレーの名曲>リメンバー(アルバム『ソウル・ステーション』より)

Hank Mobley – Soul Station

言い方は悪いですが、とても地味でジャズらしいジャズ、という感じです笑。でもそれがいい!

でもこの安定したサウンドが不思議と耳に残る名曲です。いぶし銀といったらいいのでしょうか、地味だからこそ味わい深さが出る演奏が彼の真骨頂といっても過言ではありません。

ジョン・コルトレーンみたいに緊張感はなく、逆にリラックスして一杯やりながら聞ける心地よいサックスプレイがいいんですよね。

一息つきたいときに聞くと癒やされる、そんな一曲です。

オススメジャズサックス:スタン・ゲッツ

クール・ジャズやボサノヴァジャズの第一人者としてファンから親しまれているテナーサックス奏者。

テナーサックスというと分厚い音が出るんですけど、スタン・ゲッツはリコーダーのような透き通った音色が特徴的なジャズマンです。

ジャズは黒人のプレイヤーが多い中、スタン・ゲッツは白人独特の音楽センスを多感に発揮したアーティストです。聴き比べるとたしかにちょっと空気が違うんですよね。

60年代はボサノヴァに注力するなど多岐にわたるジャンルに精力的に携わりました。

ちなみに私生活はドラッグやらなんやらで、しかも態度もろくでなしという、なかなかに波乱万丈な人生を送ってきたそうなんですが、それとは裏腹にキレイな音を出すというのがまたなんとも笑。

スタン・ゲッツの名曲>イパネマの娘(アルバム『ゲッツ/ジルベルト』より)

ボサノヴァ時代から名曲をご紹介。ジョアン・ジルベルトとアントニオ・カルロス・ジョビンとのセッションより。

これでもか!というほどのボサノヴァに仕上がったアルバムです。カフェなんかで一度は耳にしたはずです。

ボサノヴァブームの火付けにもなったこの曲。スタンゲッツのクールなサックスジョアンジルベルトの歌声が見事にマッチしています。

ジャズのスタンダードとしてはもちろん、ボサノヴァの入門としてもオススメの一曲です。

オススメジャズサックス:ポール・デズモンド

ポール・デズモンドもジョン・コルトレーンのようなジャズの巨匠、歴史を変えた人!みたいに名前が出るアーティストではありません。ぶっちゃけ地味です。

彼のスタイルはなんというか、映画アマデウスのモーツァルトのようなひょうひょうとした感じなんですよね。

ジョン・コルトレーンが汗水たらして馬車馬のごとく仕事をする上司なら、ポール・デズモンドでは要領よくそつなく仕事をこなしてささっと定時で帰るような・・・そんなタイプのアーティストです笑。

ポール・デズモンドも結構な天才肌で、簡単そうに演奏するんですけど、これが結構難しいんですよ。ソニー・ロリンズみたいなタイプですね。

ポール・デズモンドの名曲 テイク・ファイブ(アルバム『タイムアウト』より)

Dave Brubeck and Paul Desmond Take Five

ポール・デズモンドといえばテイク・ファイブでしょう!ジャズを聴いたことが無い人でもピンとくるはずです。

デイブ・ブルーベックに参加したポール・デズモンドですが、そのひょうひょう?としたテクニックをさらっと曲に溶け込ましています。

緻密に計算した、というよりも「あ、頭に浮かんだこのアドリブいけそうじゃね?」みたいなノリで演奏する感じですね。

じっくり聞くと改めてポール・デズモンドの凄さがわかる名曲です。

・オススメジャズサックス:ウェイン・ショーター

アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズに在籍、後にマイルス・デイヴィスにヘッドハンティング。

70年台はフュージョンバンドのウェザーリポートのメンバーとして結成するなど幅広いキャリアをもつサックスプレイヤーです。ジャコ・パストリアスとも共演しました。

彼のプレイはジャズ評論家いわく「オカルト的」、いいかえると「なんかよ~わからん」ってなサックスです笑。つまり彼のプレイはなんか不思議なんですよ。

歴代のジャズマンとはまた毛色の違った空気感。でもそれが逆に個性的なセッションを生み出してるんですね。そりゃあマイルス・デイヴィスが欲しがるわけですよ。

フュージョンバンドで活躍するなど幅広い表現力も彼の独特な「よーわからん」ジャズだから、かもしれませんね。

ウェイン・ショーターの名曲:JUJU

ウェイン・ショーターの代表曲から。ね、ジョン・コルトレーンとかと聴き比べるとなんかよーわからんでしょ笑。

メンバーもジョン・コルトレーンのリズム隊と同じなのでより違いがわかると思います。

ぶっちゃけジャズ初心者が聞いても「なにこれ?」と退屈しがちになります。

ですがこの分からん感じ、一筋縄ではいかないサックスがわかりだすとジャズの魅力に近づいたと言ってもいいでしょう。

ハマる人はとことんハマる、スルメみたいな名曲です笑。

オススメジャズサックス:ファラオ・サンダーズ

スピリチュアル・ジャズの第一人者としてカルト的な人気を持つのがファラオ・サンダース。

まぁぶっちゃけ彼のサックスはかなり難解です。私も聴きましたが「ん~??」と顔をしかめるレベルです笑。前衛的というか、アヴァンギャルドというか・・・

とはいえジョン・コルトレーンが認めたアーティスト、フリージャズにとどまらずファラオ・サンダースにしかできない表現をサックスに詰め込みました。

筆者も最初は抵抗がありましたが、聞き慣れるとこれが不思議と耳に入ってくるんですよ。スピリチュアルよろしく、魅力に気づくとずぶずぶとハマる、そんな宇宙を体現したかのような?ジャズマンです。

ファラオ・サンダーズの名曲:You’ve Got To Have Freedom

Pharoah Sanders – You've Got To Have Freedom

ファラオ・サンダースの中でもジャズ初心者にも聞きやすい名曲をご紹介。

初っ端から吠えるようなサックスプレイがすごい!これぞファラオ・サンダースですよ!

ジャジーだけどスカッとしたリズムがたまりません。クラブ・ジャズとしてもかなり人気がある曲で、たしかに聞きやすいってのもありますね。

女性コーラスと吠えるファラオ・サンダースのサックスが見事にフュージョンした名曲。

ジャズ初心者の方はぜひアルバムも聞いてみてください。

最後に:ジャズサックスを聞くなら定額制音楽配信サービスがオススメ!

というわけでジャズ好きがオススメするジャズサックスの名曲でした。

プレイヤーによって独特な音色を紡ぎ出すという、ジャズをたしなむにはうってつけの楽器がサックスです。

ぜひ他のジャズサックスの曲を聴き比べてみてください!ジャズの魅力がたっぷりつまってますよ!

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それでは皆さんいい夢を(締めの言葉


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